皆様。どうも瑠璃です。
今回は中太でノベルに挑戦していきたいと思います!
ノベルの方が得意かも…
中太です
お酒で酔い潰れます
「」中也
『』太宰
「ただいま〜」
俺がそう言いながらドアを開け、靴を脱ごうと足に手を伸ばした時、
『おかえりー!』
と元気よく言いながら太宰がこっちに走り飛びついてきた。
「…軽すぎねえか?」
飛びつきてきた嬉しさや愛しさはもちろん感じたが、それ以上にこの軽さに驚いた。
『も〜!こんなに可愛い僕が飛びついてきたのにそれだけ?』
不貞腐れたような表情を俺に向ける。頬を少し膨らませている。…食いてぇ
「…はいはい、可愛いな〜」
そう言いながら髪を撫でる。
『それでよし!』
『あ!そういえばさぁ、したいことがあって』
思い出したかのように太宰が言う。此奴が考えることなんて大体やばいことだろ…。
『酒でも飲んで話さないかい?』
正直俺は吃驚した。あの太宰がそんなことを申し出るなんて、
『中也〜?』
何か企みがあってもいい。此奴と酒を飲みたいと思った。
中也は何も知らないで了承したのだろうけど、今日はベロベロに酔った中也を僕が押し倒していつもの仕返しをしてやろうと思っているのだ。
いつも酷い目に遭わされているからね…。
『さぁさぁ中也!飲もう!』
僕はいつもよりワントーン高い声で言った。気持ちが高まる。
「飲む飲む。何飲もうかな~♪」
中也も相当機嫌が良いようだ。
『此れとかどう?』
僕は度数が高い酒を中也に差し出した。
「あ〜、度数高けぇけど明日休みだしいいか。 」
『うんうん!』
まぁ休みにさせたのは僕なんだけどね!森さんに頼んだのだよ!
中也は綺麗で長い指で酒が入ったグラスを持ち上げ、口に酒を流し込んだ。
『どう?』
「すげぇ美味い」
目をキラキラさせながら、まるでこの世で1番美味い酒を飲んだかのように言う。ちなみに中也は毎回この顔をする。愛おしくて仕方が無い。
『そりゃ良かった。』
僕の予想通り中也は直ぐに酔い潰れた。
「らざい~♡」
呂律が回っていない口で僕の名前を呼ぶ。正直めっちゃえろい。こんなのにいつも抱かれてると考えると羞恥心がすごい。
さあ、いつ押し倒そう。
そんなことを考えてると中也が口を開いた。
「手前何か企んでるだろ〜笑」
正直、意表を突かれて吃驚した。
「俺をらけると思ったら大間違いだぞ〜笑」
僕は此奴が怖くなってきた。当たりすぎだろ。でも一つだけ間違いがある。
『そんなに酔ってて反抗できないでしょ笑』
中也は呂律も回らないぐらいには酔っている。なら僕にも可能性ぐらいは…!
太宰は俺を押し倒してきた。
俺は少しばかり吃驚したが、すぐ挑発的な顔に変えた。
そして押し返した。
『は、え?』
太宰は困惑しているようだ。俺の力の強さ忘れてんじゃねぇか?そんな事を思いながら太宰に言う。
「手前がどれだけ抵抗しで俺が上なんだよ(笑)」
『ッ〜///』
太宰は悔しそうな顔をしながら頬を赤らめる。
そして口を開いた。
『ヤるならちゃんと気持ちよくしてよ…?///』
こういうところだ。どんどん俺好みになっている。そんな太宰に俺は言う。
「勿論♡」
コメント
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初コメ失礼します! 攻めになりたい太宰さん可愛い❤ 続き楽しみにしてます