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〜深澤side〜
今日は6人で遊びに行ってます…笑
まぁそのきっかけは…
向井「なあ!どっか連れてってよ!」
ラウール「そうだよ!お詫びって言うならなんかやってよ!」
目黒「久しぶりに出かけたいです!」
って入院してる時にお見舞いに行くと必ず言ってきたから…笑
たしかに悪いことはしたとすげ〜反省してるけど…アイツら容赦ってことをしないわ…わら
てな訳で無理やりスケジュールを調整して…まぁグループ活動がないからそんな難しい事じゃなかったんだけど…俺らは少し遠出に。
ラウール「しょっぴー寝ないでよ?」
渡辺「なんでだよ!」
向井「やっぱり息抜きも大事よな〜」
目黒「…また9人で来ましょうね?」
深澤「…もちろん。」
岩本「…分かってるよ。」
…そう今は6人しかいないけど9人でまた笑い合うためにも頑張らないとな。
ラウール「あれ?何やってんだろ?」
照の運転で車を走らせていると何やら多くの人が集まってるらしい所に来た。
照の休憩の意味を込めて寄り道に降りてみることに。
体育館みたいな室内でやってるらしいからそっと気づかれないように中を覗いて見る。
ラウール「…ダンスだ」
目黒「ダブルダッチもやってる…」
向井「…懐かしい」
中でやっていたのはどうやらダンス大会でアクロバットにダブルダッチに…学生さんたちが多くの技を披露していた…
渡辺「…すげ」
岩本「レベル高いな。」
深澤「本当に学生さん?」
どの学校の生徒もパフォーマンスのレベルが学生の域を超えてる。
…もうプロだ。
遊びに行くのも忘れて俺たちはつい見入ってしまっていた。
9人でダブルダッチの大会に出たことやダンスをしてた時のことを思い出しながら…
最初佐久間飛べなかったんだよな〜わら
普通に飛んで飛べないのに目を瞑ると飛べるっていう本当に訳分かんないさっくんの運動神経…わら
岩本「…あれ?佐久間…」
向井「…ホンマや」
邪魔になるからと思ってそろそろ帰ろうとした時照が佐久間のことを見つけた。
渡辺「…アイツまさかここを襲うつもりかよ!」
ここに来たってことはそういうことなんだろうけと…
深澤「…翔太、ちょっと待って!」
渡辺「え?」
ラウール「ふっかさん?」
飛び出そうとしていた翔太の肩に手を置いて止める。
…佐久間の様子がおかしいから。
岩本「…動いてない。佐久間。」
向井「それはいつもやろ?」
そうだ。今の佐久間は俺たちが話しかけても反応しない。けど…
岩本「…違う。闇を出そうとしていない。」
いつもならいきなり人々を襲っていたのに何故かそのまま立ち止まったままステージの上を見つめている…。
渡辺「…震えてる?」
ラウール「…泣いて…」
目黒「…佐久間くんまさか…」
佐久間は体が震えていて涙も流している。
佐久間「…ゔっ!」
向井「さっくん!」
そしたら急に頭を押えて苦しそうにし始めた。
めめが感じ通りのことを俺も思った。
…多分思い出してる…自分は何者なのかを。
だから俺は佐久間に近ずいて…
深澤「…佐久間?」
と名前を呼んだ。
佐久間「…深…澤…」
俺のことを見ながら震える小さい声だけどしっかりと俺の名前を呼んでくれた。