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サムネは無断転載じゃないです安心してください(?)
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さてさて!!遅くなりましたが、アンケート結果1位の少女レイの曲パロです!!
いつも通り3話完結予定ですので!!
では!!
注意
・GL注意
・まふえむ
・少女レイ曲パロ
⇒本家を知らない人は先に曲を聴いて!
※完全に主的解釈ですので、曲と少し内容違っても文句は言わないでください。
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𝐬𝐭𝐚𝐫𝐭
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まふゆ side .
生きるのが疲れた日のことだった 。
奏はいつ私を救ってくれるのか、お母さんにいつ本当の事を言えるのか、どうしたら心から笑えるのか、そんな今の私には絶対叶わないような夢物語を思いながら、私は踏切の前に立っていた 。
「 もう、疲れた、笑 」
一瞬脳内に過ぎった、彼女がいたが、もう手遅れだろう 。
また、幽霊になっても、来世でも、
「 愛してくれる、かなぁ、 」
踏切が閉じようとしたその時、私は踏切の狭間に入って、電車に跳ねられ、この世から去った。
・ ・ ・
えむ side .
朝学校に着くと、確か、名前は、…
日野森、雫ちゃん、?が駆け寄ってきた。
「 あ、志歩ちゃんのおねーさん!! 」
「 あ、んーと、確か、えむちゃんかしら? 」
「 はい!そうです! 」
「 あのね、えむちゃん 」
「 何ですか?? 」
「 昨日、朝比奈さんを見なかったかしら? 」
「 せん、ぱい、ですか? 」
「 えぇ、 」
「 昨日は弓道部の活動があってね、いつも無遅刻無欠席なのに、珍しく休んでたよ〜、 」
先輩が?
珍しいにもほどがあるな 。
「 今日も学校に来ていなくて、 」
「 私は見ていませんねぇ、 」
「 あ、私!! 」
「 今日ショーの練習は無いんで、探してみます!! 」
「 いいの!?ありがとう〜 !! 」
「 いえいえ!! 」
・ ・ ・
放課後。
私は “ 友達関係の先輩 ” を今探している。
「 ここら辺は全て見たんだけど、何処にもいないな〜、 」
「 家に行っても居なかったし、… 」
「 … え ? 」
シブヤから少し外れた場所へ来た、その時だった。
少し身体が透き通った、先輩が見えたのは。
「 せん、ぱい、? 」
「 鳳、さん、 」
「 先輩、何でここにっ!! 」
「 雫先輩が心配していましたよ!! 」
「 とりあえず今日も部活あるらしいので、一緒に行きましょ!__ 」
そう、彼女の手を取ろうとした、その時、
( すかっ、…..
「 …… へ ? 」
「 何で、手が、掴めな、っ、 」
その瞬間私は、まるで引きずり込まれるかのように、閉じる寸前の踏切の狭間に入ってしまった。
「 っ、!? 」
「 先輩も、早くでなきゃ、電車に跳ねられて、っ、 」
「 …. 私には、逃げるっていう意味、無いんだ 」
「 …… ぁ、 」
私はあの時、とてつもなく焦っていた。
1度冷静になった途端に、この状況を把握出来た。
少し薄い色の身体、掴めない手、
これって、もしかして、
「 ゆう、れい 、? 」
「 …… ねぇ、鳳さん、 」
「 私の、こと、を、 」
『 愛して、欲しい、 』
私には、逃げ道なんて何処にもなく。
ただ、彼女のその言葉が、セミの鳴き声と同時に私の脳内に響き渡っていた。
····· 懐かしいなぁ、このキーホルダー、
確か、先輩が奏さんたちとフェニランに来た時に、お揃いのものを買ってくれたんだったっけ。
······この頃、から、?
貴方、は、
私の事、を、
この頃から、愛を求めていた?
…. 本当に、不器用過ぎるよ、先輩
私はこの時、いつか幽霊に取り憑かれる日か来たとしても、彼女には逆に、取り憑かれて欲しいと思った。
…… 流石にまずい 。
私はそんな思いはほったからして、すぐさま踏切を出た。
「 ぁ、…朝比奈、先輩、 」
また、話せる、かな、
「 ・・・ 」
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