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ルカ「12月後半の魔道大会が終わり1月に里帰り!ついに2月!リベンジ獣人仮面舞踏会!!!」


どこからがドンドンパフパフが聞こえた気がした。


シャル「誰に説明してるんだよ…」

ルカ「1年ぶりのシャル猫♡♡婚約した今はやりたい放題!存分に撫でさせてもらうよ〜シャル〜」

シャル「シャル猫!?キャラがブレてるっておい?おい待て来るな!」












「ぎゃあああああああっ!!!!!」

_________________




獣人仮面舞踏会。獣人化が出来る薬を飲み、仮面をし、舞踏会に行く、そこで運命の人に出会ったりパートナーと仲を深めたりする。


そこは変わりがない、ただ今回の舞踏会は少し違っていてメルーデル国開催が今回はメルーデル国&レイート国が合同で行う舞踏会なのだ。


会場はレイート国、レイート家の城で行う。





ゼナ「あたし達行って本当にいいの!?」

シャル「その質問何回目だ!?大丈夫だって!!」

ロイ「みんな、もうそろそろ着くから魔法薬飲もうよ」


レイート国に行くための馬車をメルーデル家に手配してもらいゼナ達を誘い向かっている途中。貴族でもない自分達が行ってもいいのか、といい今更すぎる事を何回もシャルロットに聞いていた。


外を見ていたロイは収納魔具から魔法薬をだしゼナ、シャルロット、ルカ、ナターシャ、ユーリに渡す。


ゼナ「うぅ、メルーデル家は慣れたけどレイート家は慣れないよ〜」

シャル「メルーデル家に慣れてる方が凄いけどな」

ユーリ「それはそう」


シャルロットのツッコミにユーリが納得した。









ゼナ「シャル様黒猫なんだ〜!」

ナターシャ「お似合いですよシャルロットさん」

シャル「あ、ありがとう」

ゼナ「ルイス様はなんだったの?」

ロイ「キツネだったよ」

ゼナ「ああ〜…なんかわかる気がする」

ユーリ「ルイス様がキツネはなんかなぁ…」



ナターシャ・ゼナ:うさぎ

ルカ:狼(シャルロットは犬と思ってる)

シャルロット:猫

ロイ:リス

ユーリ:羊



ルイス:キツネ






__________________


ゼナ「ひっろい!」

ロイ「レイート家のお城はパーティをすることが多いいからパーティ会場が広いんだって」

シャル「あの」

ユーリ「レイート国ってパーティ好きらしいからな」

シャル「ちょっと」

ナターシャ「来る時も城下街もお祭りやってましたよね」

シャル「ルカをどうにかして!!!!」



ついに叫んだ。会場に着いてから集まって話しているゼナ達はシャルロットの頭に顔を押し当て深呼吸しているルカを無視していた。


シャル「腕の力すごくて逃げられない、助けてぇ…」


シャルロットは腰に回されている腕を外そうと戦っているがビクともしない。



ゼナ「あたし達が止められる訳ないじゃん」

ユーリ「ルカは俺達の一言で止らねぇよ」

ナターシャ「頑張ってください!」


シャル「諦めるの早くない!?」











_________________


ルイス「レイート国の皆様、そしてメルーデル国の皆様本日は両国合同獣人仮面舞踏会にお集まり頂きありがとうございます」


みんなを見渡せるように少し高い位置にいるルイスが右手を胸元に置きニコリとしながら挨拶を続ける。


ルイス「乾杯のご挨拶は私、時期王ルイス・サルーム・レイートが行わさせていただきます」

ルイス「皆様、今日はどうぞお楽しみください、乾杯。」



乾杯。とグラスを掲げたルイスに皆も続き乾杯。とグラスを掲げる


ルイスの挨拶が終わると音楽が流れ始め中央でダンスが始まる。ダンスに誘う者、料理を嗜むもの、様々な者が獣人仮面舞踏会を楽しんでいる。


ゼナ、ナターシャ、ユーリは早速料理を取りに行きロイは此方にやってきたルイスに気づき小走りで近づく



ルイス「ロイ、待ってたよ」

ロイ「ルイス!」



腕を広げたルイスにロイは抱きついた。


シャル「お久しぶりですルイス様」

ルイス「久しぶりだね」

???「ルイス様〜♡」

???「お会いしたかったです♡」


そう言いながらルイスの腕に胸を当てるように抱きついた派手な仮面をした女性。そんな女性にシャルロットは嫌な事を思い出した。


ルイス「…ああ、カレン嬢ですか」

ルイス「申し訳ありません、私は婚約者を持っております故、そういう事は控えて頂きたいのです」

カレン「そんなこと仰らず、婚約者が”男の人”だと可憐さがなくって?」

カレン「ましてや平民ですわ♡ルイス様には可憐で美しく高貴なお方がお似合いですわ♡」



カレン、カレン・リリス、貴族の令嬢。

彼女はルイスを愛しておりどうしても結婚がしたい女である。ただこの女はルイスがいい、と言うよりも貴族と結婚出来ればそれでいい、というクズ女である。

過去にシャルロットもこの女に狙われていたが今回はルイスの婚約者であるロイに標的が向いたようだった。


(ロイお兄様に勝てるわけないのに


ロイに対する愛が異常なルイスだ、こんな事を言われ黙っているはずはない。



ルイス「……ああ、そうだな、確かにロイは男で平民だな」

ロイ「…」

カレン「そうですわ、お考え下さいルイス様♡」

カレン「貴方には可憐で美しいお方が似合いますわ♡私は大歓迎です__」

ルイス「だがそれがどうした?」

カレン「え…?」

ルイス「ロイが男で平民で何が悪い?婚約者を決めるのは私だ、それにロイが可憐で美しくないと言いたいのか?」

カレン「る、ルイス様?」

ルイス「私が決めた婚約者に、何故、他人の貴方に決められなければ行けないのでしょう?」



カンカンカンカン!!!勝者、ルイス!!と頭の中でルイスが勝利した。そしてこの発言でリリス家はレイート国との契約を絶たれるだろう。そして、メルーデル家次男を貶したリリス家は其方の契約も絶たれる、名国の2国と契約を絶たれたリリス家は貴族では居られなくだろう。



シャル「カレン・リリスさん」

カレン「なによ!」

シャル「メルーデル家三男シャルロット・ウィル・メルデールです」

シャル「カレンさん、貴方に1つ大事なご報告が」

カレン「は?」

シャル「平民のロイは今ではメルーデル家の正式な次男なんです、これがどういう事か賢明なカレンさんなら分かりますよね?」

カレン「な、は、平民が、メルーデル家の、」

カレンは目の前の相手がメルーデル家の次男だったことを知らなかったのだろう。どんな調べ方をしたら”平民”の文字だけが目に入るのだろう




仮面を付けていても分かる、カレンは青ざめ手がカタカタと震えていた。そんなカレンにシャルロットは言葉を続ける


シャル「レイート国が貴方方と契約を続けるか分かりませんが、メルーデル家は貴方方との契約を辞めさせて頂きます。」

シャル「今後一切我が国メルーデル家に立ち入ることを禁止させていただきます」


ニコリと笑いながら全てを言い切るとカレンは膝から崩れ落ちブツブツとシャルロットへ呟く。



カレン「あな、貴方、そうよ!嫌われ者の貴方がそんな権限を持ち合わせているはずが!」

シャル「それはいつの話ですか?私達メルーデル家は身内を貶すものを良しとしません」



さぁ、悪女はすぐさま退場して頂こう。



シャル「では、今日限りの舞踏会を、どうぞお楽しみください」










_________________


外____




シャル「っっっスッキリしたああ!!!」


綺麗な花が咲いている花壇の前にどさり、と座る。


ルカ「かっこよかったよシャル」

シャル「!ルカ、どこ行ってたのかと思ったら聞いてたのか」

ルカ「怒ってたけどあの人と何かあった?」

シャル「ああ、シャルロットがルイスと距離が近かったから虐められてたんだよ」

シャル「その頃はロートが居なかったから家族に味方はいなかったし」



どんなにカレンに虐められようがルイスに近づくのはルイスが好きだったから。カレンに虐められようがやり返さなかったのは問題を起こしたくなかったから。


ロートが守りたい家族、国に迷惑を掛けたくなかったから。


人を憎んでもそれでも守り続けた心優しいシャルロットの代わりにリリス家を堕とすにはいいタイミングだったのだ。



ルカ「そっか、本当にシャルロットは優しいね」

ルカ「ならナイトメアも契約辞めちゃおうかな?」


その発言にシャルロットは目を見開いた。


シャル「ルータスさん達ってリリス家と契約してたの?」

ルカ「ナイトメア領地でしか取れない鉱石を別ける代わりにリリス家で取れる鉱石を別けてくださいって感じ」


時期にリリス家は廃れる、という理由が1つ、そしてもう1つはリリス家から持ち込まれる鉱石が質が悪く小さいものばかりで元から契約は辞めるつもりだった。


シャル「一瞬にして三国から契約を辞められるリリス家!」



_________________


シャルロット___



碧に会ってからルイスに対する終着はなくなり目の前でルイスのロイに対する愛の強さにふ〜ん、という感じで見ていた。


カレン・リリスを見て、後悔する。何度もある人生だ、1度くらいリリス家を潰せばよかったと。


その後シャルロットは目を見開くこととなる。



碧がリリスに話しかけたのだ


『カレン・リリスさん』

そう、碧が話しかけた

カレン「なによ!」

『メルーデル家三男シャルロット・ウィル・メルデールです』

『カレンさん、貴方に1つ大事なご報告が』

シャルロットは何をするつもりなのか、とソワソワしていた。


カレン「は?」

『平民のロイは今ではメルーデル家の正式な次男なんです、これがどういう事か賢明なカレンさんなら分かりますよね?』

カレン「な、は、平民が、メルーデル家の、」



『レイート国が貴方方と契約を続けるか分かりませんが、メルーデル家は貴方方との契約を辞めさせて頂きます。』

『今後一切我が国メルーデル家に立ち入ることを禁止させていただきます』


そう、言い切ったのだ。シャルロットはその言葉に目を見開く、そして笑った。こんなに笑ったのはいつぶりだろうか!

カレン「あな、貴方、そうよ!嫌われ者の貴方がそんな権限を持ち合わせているはずが!」

『それはいつの話ですか?私達メルーデル家は身内を貶すものを良しとしません』



ああ、お母様がいた頃はその家訓の中に俺も入っていたな。そんなことを思いだす、家族から嫌われていた化け物のシャルロットを人間に戻してくれたのは碧だ。



俺は碧を見つけられて良かった。






三国から見捨てられるリリス家!最高だルーカル!


お腹を抱えて笑い、溢れる涙を手で拭った。





_________________

2章 15話 エンド 425


ルイスの口調が分かりません!

この後何をしようか決まっていません!

舞踏会要素が少なすぎました😭


頼まれたので悪役令息を辞めます。2章

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