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今回も色々注意です。虎杖悠仁、伏黒恵は芸名です。ファンは4人が兄弟ということを知りません。
「よし!今日はみんなでお出かけしよう!!」
長男である悟がある日そんなことを言ってきた。
今日は珍しく全員オフの日なのである。
「僕らがこうやってみんなお休みできる日ってなかなかないじゃん!せっかくだからどこか行こーよ!!」
「いいねッ!!」
「は?嫌ですよ…家で過ごしたいです」
激しく賛同する悠仁とは裏腹に嫌がる恵。悟が困っていると救世主が現れた。
「ええなぁ。めぐにぃも一緒行こ?」
「なお!!」
末っ子の直哉である。恵は直哉のことが大好きなのでその直哉に言われては断れないだろう。
「う”っ…分かりました。行きますよ」
「よーし!決まりだね!どこ行きたい?なお」
「えっ…俺が決めてええの?」
「いいよいいよ!直哉はどこ行きたいの〜?」
「……映画館!!」
「俺も見たい映画あるからちょうどいいな」
「映画館で異論なし〜???」
「なーし!」
「じゃあ支度して行こっか!!!」
「直哉めっちゃ可愛い〜♡存在が罪すぎる〜っ…」
「ゆじにぃもかっこええよ!!」
こんな感じの服装↓で出てきた直哉に悠仁は悶えていた。
「僕の車に乗って早く行くよ〜。え?何?なお可愛すぎでしょ。死ぬが?」
「ん”ッッッ…」
既に悟の車に乗っていた恵もどうやら直哉の姿に悶えたようだった。
「しゅっぱーつ!!!」
無事映画館に着いた悟たち一行は役割を分担して映画を見る準備をすることにした。(勿論悟、恵、悠仁は変装してます)
悟と悠仁は飲み物や食べ物を買いに行った。
恵は映画のチケットを買いに行った。
(うーん。俺どないしよ)
することがないことに気づいた直哉は戸惑っていた。
「あれ、もしかして直哉くんかな?」
中年くらいの男性が声をかけてきた。直哉はファンに対してはツンなので
「は?誰やねん。きっしょいな」
「直哉くんのファンだよ。握手会にいたの覚えてない?」
「お前みたいなやつ覚えとるわけないやろ。はよどっか行けや」
「そんなこと言わないでさ〜、遊びにいこうよ」
男性に腕を触られ引っ張られて不快感を覚え流石に半泣きだった。
「やっ…、やだぁッ!!」
「あれ?どうして泣いてるの?怖いのかな?大丈夫だよ!!俺がリードしてあげるから」
連れていかれそうになったその時───
「おい。俺の直哉に何やってる」
男性の腕がガシッと掴まれ、ミシミシと音を立てた。掴んだ腕の正体は恵だった。
「めぐにぃ…、、、」
「次やったら殺す」
「ヒッ…すいませんでしたァァ!!!」
恵の鬼のような形相にびびった男性は一目散に逃げていった。
「大丈夫か?直哉」
「めぐにぃ…っ、ありがとなぁ…」
「怖い思いさせてごめんな」
恵はギュッと直哉を抱きしめた。
「なになに、どうかしたの???」
飲み物や食べ物を買い終えてきた悟と悠仁は目を丸くした。
「さっき気色悪い男性ファンに連れ去られそうになってたんですよ…」
「え!?マジで!?ごめん!!ファンの女の子たちに囲まれてて気づかなかった!!!」
「何それ…許さない…。直哉大丈夫?気づけなくてごめんね」
「めぐにぃが助けてくれたから大丈夫やで」
ふにゃ、と笑うと悠仁と悟は「んぐぅ…」と発して顔を覆った。
そろそろ会場に向かおうとしたら大量の女性がこちらへ走ってきていた。
「やばっ!!本当に悟いるんだけど!」
「めぐみんもいる〜♡」
「ゆじくんもいるし!!?」
「金髪の子誰?」
「何で3人一緒にいるのッ!?」
「圧倒的顔面国宝…」
どうやら悟や悠仁、恵のファンの子たちのようだった。直哉はあまり知られていない地下アイドルだったため分かっている人はいなかったようだ。
「…どうします?」
「急いで会場いこ☆」
「この状態で!?w」
「さとにぃ達人気やねぇ…」
迫り来る女性達から逃げるように会場へ向かった。
同日のTwitterにて…
@○○○
映画館で五条悟と虎杖悠仁と伏黒恵に会っちゃったんだけど!?
#ヤバい
@✕✕✕
ゆじぴ…会えた…ちゅき…
@△△△
はぁ〜〜〜…恵くんに会えた…
@☆☆☆
さとる…何で映画館にいたの…可愛い…虎杖くんと伏黒くんとお出かけしてたのかな?3人のこと「お兄ちゃん」って呼んでた金髪の子だれだろ…
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