テラーノベル
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少し話していると、颯太さんが自然な口調で聞いてきた。
「カフェラテ、飲む?」
私は少し悩んだ。
苦いものはあまり得意じゃない。
「いや、大丈夫です。」
そう言って断ったはずだった。
なのに颯太さんはカフェラテを手に取ると、一口飲み、そのまま私へ差し出した。
「ほら。」
強引に渡されたカフェラテを見て、私は固まる。
さっき颯太さんが口をつけたばかりだった。
間接キス。
そんな言葉が頭に浮かんでしまい、余計に動揺する。
断るタイミングもなく、私は恐る恐るカフェラテに口をつけた。
正直、味なんて覚えていない。
それくらい緊張していた。
颯太さんは満足そうに笑うと、私からカフェラテを受け取り、また一口飲んだ。
その姿を見た瞬間、顔が熱くなる。
きっと赤くなっていたと思う。
気付かれたくなくて、必死に笑いながら話を続けた。
でも、自分の心臓の音だけは隠せそうになかった。
コメント
1件
うわあ……間接キス、しかも相手から強引にって……これ絶対わざとだよね😳 颯太さんの満足げな笑顔がもう完全に「計算してる」オーラ出してて(笑)。主人公が味すら覚えてないほど緊張するところ、すごく共感できたよ。「心臓の音だけは隠せそうになかった」って一文がもう切なくて甘酸っぱくて……/// 2話目からもうドキドキが止まらないよ!続きが気になる〜🤍
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