テラーノベル
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「ただいま〜、ほら上がれよ…」
「…お邪魔します…」
四季…コイツの言葉、声はどこか優しく感じた。俺は今までずっと1人でいた。
「四季ぃ!!何時だとおもってんだ!!」
「うるせぇ!!近所迷惑だろ!!あと客人?を連れてきた。」
「あ?客人?」
「どうも」
「…お前..四季が連れてきたってことは鬼か人間だな。」
「無人は俺と同じ鬼だぜ」
「そうか上がれ坊主」
なんだこの親子…この気配四季の父親は桃太郎だろう…だが何故鬼である四季と知っていのに一緒に暮らしている?
「坊主名前は?」
「無陀野無人 」
「そうかいい名だな、お前親はどうした?」
「四季にも言いましたが親は存在しません。」
「なるほどな、四季が連れてきた理由がわかった。お前ここに住んでいいぞ。」
「は?」
何言ってるんだこの人は?いきなりきて住んでいいぞはないと思うぞ。
「えっ?!いいのか?!てかよくわかったな親父…」
「何年お前の親やってると思ってんだ?!とりあえず、寝床用意するから風呂入ってこい」
「いや、俺は…」
「ほら、入ってこい!!」
四季は眩しいほどに笑い風呂へ案内した。
「上がりました。」
「おかえり〜」
「寝床用意しといたから今日からそこの部屋で寝てくれ。」
「本当に良かったですか?今日初めて会った奴を居候させるって、常識的にないですよ?」
「あ?四季が連れてきたんだ。襲うような奴じゃないことくらいわかる。ほらガキ共はなる時間だ。」
「あっ!そうだ無人!!」
「どうした四季?」
「今日から俺たち家族だな!」
家族…そんなものは存在しなかったからよくわからない。
「俺は家族という者がわからない。」
「なら俺が教えてやるよ!!」
今、四季の笑顔は太陽のようだと思った。心のどこかに空いた穴が埋まったような感覚がした。そして心が温かく感じた。
「それじゃあ教えてもらおうか四季。」
「おう!!ドンとこい!」
「ってな感じでムダ先が家族になった。」
「待って、情報数が多くないかい?長年生きしてきてここまで驚くことは久しぶりだよ。」
「そうか?まぁ、ムダ先と家族ってなんかいいなって思ったんだ。」
「まぁ、君がそれでいいっていうなら僕は口出ししないよ。あっ、そうだ四季くん。」
「うん?何?校長?」
「ごめんなんだけどこの後保健室に行って採血を受けてくれるかい?」
「?別にいいけど…」
「ありがとう。じゃあまた明日。」
「おう!また明日な!」
そう言って四季くんは部屋を出た。
「ははっ、今日は驚くことばかりだな。そにしても四季くんのあの雰囲気に気配…桃や鬼神の子以外のものを感じた。四季くん、君は今世では何者なんだい?」
流石に1日で3話書くのきつい😓まぁ、書けるものは書いたし、絵でも描きますか。次回も楽しみに!!そんじゃあアディオスヽ(・∀・)
コメント
13件
マッシーの話し読みやすい🎵
不意にも口角が上がってしまった
お疲れ様です!いつも楽しみに見させてもらってます! 無理せずに〜!୧( ˵ ° ~ ° ˵ )୨