テラーノベル
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私の実話です。少し重くて短めです。
それでもいい方はどーぞ。
登場人物:あき(主)、 あきの両親、 友達
※本名ではありませんっ!
▷本編スタート
これは私の少し過去のお話_。
私にはじめて“友達”と呼べる存在ができた日のこと。私はすぐ、その友達に遊びに誘われた。
《いつか家に遊びにおいで。》というものだった。とても嬉しかったし楽しみだった。
両親にあることを言われるまでは…。
両親が私にこう言った。
『遊びにいっても良いけど、17:00までには帰っておいで。そして、家に1回帰ってきて荷物は置いてからにしなさい。』と。
私は少し困惑した。
〈学校が16:00に終わるのに17:00に帰ってこい?無理言うなよ。〉と思ったが口には出さなかった。私が当時、苦手だった怖い話よりも両親との約束を破ったときの方が怖いのを知っていたからだ。
«これを書いている今思うと少しおかしな話だ。»
«そんなことは置いておいて本編に戻ろう。»
そんな事を思いながら私は両親の命令を承諾した。後日、友達に約束のことを話すと少し不思議そうな顔をされた。当たり前であるが。
しかし、友達は不思議そうな顔をしながらも、
それでも良いと言ってくれた。
友達と遊ぶ日がやってきた。
私は学校が終わるとすぐ家に向かって走り、両親に今日遊ぶことを伝えた。そして、荷物を置いてから、私は友達の家へ向かった。少し待たせてしまったようだ。だけど、私が来ると嬉しそうにしてくれた。友達の両親も私を歓迎してくれているようだ。とてもありがたい。私は人見知りだったので、はじめは上手く話せなかったけど次第に打ち解けていった。
«遊んでいるところまで書くと長くなりすぎるのでカット。»
私はふと時計を見た。
約束の時間を少し過ぎている。まずい…。
友達にこのことを話して私は急いで家へと向かった。
当然、走るのが遅い私は約束の時間より三十分ほど遅れた。両親が玄関で待ち構えている_。
思い返すととても怖かった…。
両親が私に言う。
《約束の時間より三十分ほど過ぎてるね。時間は守ろうとした?》
その後、私は両親にこう言った。
《うん。だけど、時計を見るのを忘れちゃって…》
この後、少し説教があった。
そのことを次の日友達に少しだけ話した。
友達が私に言う。
《そんなの気にしないで良いんじゃない?少しくらい平気だよ、》と。
私からすると友達の両親が優しく感じた。
私はその友達以外に話していないのに、大体の人に広まってしまい、ほとんど遊びに誘われるのは昼休みの時間だけになった。少し悲しかったな。
他の子に誘われても前のことを思い出してしまい、断るようになった。それから、だんだん浮くようになってしまった_。
«この実体験があったため、私は今も両親を怖いと思っている。
あまりこのことのせいにはしたくはないが、
少し時が経った今でも友達と遊びに行くのを躊躇ってしまう。リア友にはとても申し訳ない…。
面と向かっては言えないので、リア友が読んでくれることを信じて書いてみた。読んでくれているととてもありがたい。»
«リアルでは関係ない人もここまで読んでくれてありがとうございました。今のところ続編を書く予定はございません。しかし、リクエストがあったら応えようと思います!!»
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