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第14話 異世界人の管理者
ラズワルドの、理世を「異世界人」と認めるかのような言葉。
理世が不安に思う中、一瞬目を光らせたジェイドがすかさずに口を開いた。
「彼女は現在、あくまで「異世界人」である可能性が高いだけであり、今のところ特別な能力などは発揮していません」
「そうだな」
(……うん、表向きはね。そうだもんね)
「表向き」の事実の会話に、納得しようとする理世。
「それでも――彼女が「異世界人」である可能性を認めるなら、厳重に管理する必要があります」
「っ」
一際冷たい声に、理世は一瞬喉が詰まった。
「文献によれば、「異世界人」は「繁栄をもたらす」か「崩壊をもたらす」可能性を持つ存在です」
「!」
(待って待って、せめて「繁栄」だけでよくない!? なんでわざわざ王族に喧嘩売る言い方を!?)
「文献が正しければな」
「正しいかどうかを見極めるためには、当然野放************************
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