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特大警報出しときます
(机の上には山積みのジャンプ、ぐったり銀時、団子を食う神楽、ツッコミ疲れの新八)
神楽「銀ちゃん、またジャンプ読んでサボってるアル〜」
銀時「サボってんじゃねぇ、魂を充電してんだよ。魂の再生エネルギーってやつだ」
新八「それただの怠け癖ですよ!」
(そんな中、彩音は珍しくソワソワ。腕を組んだり、ため息ついたり。)
神楽「ねぇ新八。彩音どうしたアル?」
新八「わかんないけど…なんか落ち着きないですね。いつもなら銀さんの頭殴ってそうなのに」
銀時「……おい、なんで殴る前提なんだよ」
(彩音が小さく咳払いして、銀時の方をちらり。)
彩音「……なぁ、銀時」
銀時「ん? なんだよ」
彩音「……ちょっと付き合え」
新八&神楽「えっ!?」
銀時「へぇ、ついに告白か?いや〜わかってたけど、こうストレートに来られると照れるなぁ〜」
彩音「ちげぇよ‼︎‼︎」
(耳まで真っ赤な彩音)
神楽「いやいや今の流れ的に完全に告白アル〜」
新八「お似合いですよ二人とも!結婚式は僕たちに任せてください!」
彩音「誰がするか‼︎‼︎‼︎」
(怒りの拳が机に炸裂)
彩音「そ、そうじゃねぇ‼︎!この前のアレだよ‼︎ほら……色々助けてもらったろ。だから……お礼だ‼︎」
銀時「……お礼、ねぇ」(ニヤリ)
彩音「な、なんだよその顔は‼︎‼︎」
銀時「いやいや、別に〜。“デート”って言葉が頭に浮かんだだけだ」
彩音「デート言うな‼︎‼︎」
【場面転換:街中】
(なぜか結局二人で出かけることに)
銀時「で、どこ行くんだよお嬢さん」
彩音「うっせ。べ、別に……ぶらつくだけだ」
銀時「はいはい、ツン期の女子中学生かお前は」
彩音「ぶっ飛ばすぞ」
(屋台通り、団子を食べる彩音、笑う銀時)
銀時「……お前さ、こうして笑ってるとマジで昔のこと思い出せねぇな」
彩音「……あ?」
銀時「いや、色々背負ってた時の顔より、今のが似合ってんだよ。笑ってる方がさ」
(沈黙。少し赤くなって俯く彩音)
彩音「……バカ。なに真面目なこと言ってんだよ」
銀時「お礼されてんの俺の方かもな」
(彩音、顔を背けながら)
彩音「……ったく、こういう時だけカッコつけやがって」
【場面転換:路地裏・尾行組】
神楽(小声)「二人とも完全にデートアルな」
新八(小声)「やっぱり! 銀さんの顔が“デレモード”入ってる!」
土方(なぜかいる)「銀魂っていつから恋愛コメディになったんだ……」
神楽「今さらアルよ」
(物陰でコソコソ見てる4人)
彩音「……ねぇ銀時」
銀時「ん?」
彩音「……今日はありがとな」
銀時「おう」
(静かに頭を撫でる彩音──ヨシヨシ)
銀時「…………お、おい」
彩音「感謝の気持ちだ。ありがたく受け取れ」
銀時「…………(フリーズ)」
(尾行組、固まる)
神楽「尊いアル……」
新八「これは事件ですね……」
銀時(顔真っ赤)「見せもんじゃねーぞ‼︎‼︎‼︎」
彩音「ば、バカ‼︎誰に向かって言ってんだ‼︎‼︎」
(尾行組、全員逃走)
【エンディング】
銀時「……お前、ほんと変わったな」
彩音「そりゃ、お前らといたら変わるに決まってんだろ」
(ニッと笑って拳を突き出す)
銀時「……あぁ、悪くねぇ」
(ドンッと拳を合わせる)
尊い\(//∇//)\