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2話-テンサイ。




国見side

これは、遡ること3日前の話。

青城と烏野で練習試合があり、その時の事だった。

影山を久々に見た。中学最後以来だった。

どうせ成長してないんでしょ。と、呆れつつ見ていた。

どうも様子がおかしかった。

トスを上げてすぐに、ごめんっ、と、小声で謝って、手を見つめる。

ほんの10秒くらいの事でも、違和感は大きい。

日向「!?、謝る要素ねぇぞ!?!?」

影山「うるせぇボケ!!!」

月島「……???ねえ、おうさ、「日向、トス上げさせろ」

あのメガネノッポの言葉を遮ってまで、何かを隠しているように見えた。恐らくあのメガネノッポも同感だろう。

及川さんに相談してみる事にした。

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及川「飛雄……?飛雄の事は別にどうでもいいけど、王様だから反感を買われやすいんじゃないの〜?(笑)」

「っ……、そうですか、ね、」

最悪だ。目の前に影山が立っていた。

青白い顔で、震えていて、怯えて後ずさりしているように見えた。

「及川さんっ、後ろ……((ボソッ」

及川「……?クルッ……!?!?、」

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及川side

国見ちゃんに後ろと言われ、振り返るとそこには……話が聞こえて止まっていたのか、飛雄がいた。

こんな飛雄初めて見た。

顔は青ざめ、指先から全体まで、酷く震えながら怯えていた。

やってしまった。

いつも思っても無いことをすぐ口にしてしまう。謝らなければ。

そう思い、名前を呼び、掴もうとする。

、が……

「飛雄。スッ…」

影山「す、す、ヒュッ、すみま、せ、ん、」

タッタッタッタッタッ

「飛雄!!!!」

国見「影山……、また、謝った。」

飛雄は俺を怖がり、避けるように走っていった。その時かすかに聞こえたグスッ、という音。

ごめん、飛雄、そんなつもり無かったんだ。

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影山side

皆、天才天才って。

うるさいな、

俺が努力して上手くなるのは当たり前の事だから祝うことでもないか?

天才は努力してないってか?

俺がどんな思いで、どうやってここまで来たか、分かってもねぇくせに。

‪”‬天才っていいよねー。努力しなくても上手くいくし‪”‬

‪”‬見下せるのいいよねー。大して上手くないくせにさ‪”‬

‪”‬及川さんに縋るなよ‪”‬

テンサイ

‪”‬テンサイ‪”‬って、

なんだ?

及川さんは、尊敬できる人で…、

なんで、分かってくれねぇんだ、

たくさん頑張ってきたのに…

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国見side

やっぱおかしいか、なんかあるんだろうな、

金田一「なぁ国見、どうした?ずっと影山見てんじゃん、あいつの事なんか見なくt「黙れ」

「おかしいんだよ、あいつが。」

金田一「あいつ痛み止め持ちまくってるだかなんだかー。」

「!?、」

───は!?!?

やばいって!!!

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続きます






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