テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
里菜の家は知ってるからタクシーで家まで送り届けて今日は自分の家に帰る事も考えたけど、流石の俺でも元彼女である里菜の両親と顔を合わせにくかった。
付き合ってた時仲良くしてもらってたから余計かもしれないけど。
しかも、里菜がこんな酔っ払ってる状態だし……
シェアハウスなら久住さんと佐野さんもいるし、里菜が目を覚ました後も安心してもらえると思う。
シェアハウスに着くと誰もいないのか明かりは点いていなかった。
いつもの様にユキちゃんが出迎えてくれる。
「ユキちゃん、ただいま」
小さい声でユキちゃんに声を掛けて、里菜を使わせてもらってる部屋のベッドに連れて行くといつもの様にユキちゃんは後ろから着いてきた。
「……」
里菜が寝てるのを察してるのかユキちゃんは吠えずに俺の手に頭を擦り付けてくる。
いつも撫でて欲しい時はこうしてくる。
「ユキち****************************
***************************
**************
***********
***********************
**********
***********
*******