授業が終わって いつも通り 明那 の教室に行く 。
「 明那 、帰ろ ー ! 」
「 .. うん 。 帰ろっか 」
「 あれ 、明那 体調でも悪いん ? 」
「 え 、そんな訳ないじゃん ! 」
「 そう ? 」
どくん 。
心臓が変に波打った 。
「 んあぇ .. ? 」
「 どしたの 、ふわっち 」
胸さわぎがして 、手が震える 。
「 いや ? なんでも 」
「 はやく行こうよ ー 」
「 おん 、」
「 でさ 、そしたら先生がさ ー 」
なんなんだ 、この違和感 。
「 ふわっち 聞いてる ? 」
「 え 、あ 、うん 、聞いとるよ 」
「 そうだ ! 駅前のカフェでパフェ食べようよ 」
「 おん 、ええで 」
「 期間限定のマスカットパフェ出てるらしい ! 」
「 そうなんや 」
「 灰君迎えに行って3人で行こ ! 」
灰君 .. ?
「 な 、なぁ 、明那 」
「 ん ー ? 何 ? 」
立ち止まって 、きょとんとした顔で俺を見る 明那 。
「 お前 誰 ? 」
「 .. え ? 何言ってんの 、ふわっち 」
「 明那の身体で何しとん 、お前 」
「 あ ー あ 、バレちゃったかぁ 」
「 結構 明那のマネ 上手だったでしょ ? 」
「 へったくそやわ 。お前ごときが明那になれる訳ないやろ 」
「 .. 黙ってくれない ? 」
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はにゃ?ってなってる