「わかいおそいな~……」
今日も愛しの若井を待つ。
欲も溜まってると思うしちゃんと解かしておいた。
喜んでくれるといいな。
がちゃッ
「……!おかえりなさい!」
「あ~、ツラ貸して。お前ストレス溜まるから。」
「え、?」
これが習慣化したのはいつの日からか。
若井からは女物の香水の匂いがするし、変なネックレスもつけて、パスコードも変えてる。
そのくせ愛してるとか言ってきて、どっちなんだよ。
早く地獄へ逝けよ。
こうやって恨んでるけど嫌えないのが僕。
「ごほッ、もッ、やめてッッ……」
「こんな”のッ、わかいじゃらいッ……!おまぇ、だれだよ”ッ!」
今日はいつも以上に強かった。
力も、言葉も。
あ~あ。否定しちゃった。
もう僕の人生は終わりだ。ありがとうね。
「……そっか。こんなの、俺らしくないよね。ごめん……」
ぎゅッ
あ~ぁ、DV彼氏辞めろよ。屑。
そもそも愛さないでよ。
もっと生きたくなるじゃん。愛したくなっちゃうじゃん。
それから若井は暴力もしない、浮気ゼロ、超優しいという全国の彼氏の鏡のようになった。
とても嬉しい。だいすき。
でも物足りないと思ってしまうのは僕だけなのだろうか。
さいきん学校にいこうとするだけできもちわるくなっちゃうようになった
けっこうはぶられちゃってるし
もういやだよ
コメント
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お話天才すぎます! ハブられんのキツイですよね。早い内離れ無いと自分きつくなっちゃいます。自分 離れるにも離れられなくて、不登校に なっちゃいました。気をつけてください。