テラーノベル
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💡復帰祝いのストーリーです!
久々なので、おかしいところあるかも…
許して…!
ガヤガヤガヤ_
ここは花街
遊女や金持ちが集う遊び場
そんなところで僕は今日も精一杯働く_
___のだが、困ったことが一つ。
只今、僕、さくらは客である男に迫らている…
事の発端は、2年前
僕が親の借金の返済のため、ここ花街に売られてきた時だ
売られたショックからなのか、夢に変な男が現れた
そして男は語った
“ここ、花街で誰にも恋をしてはいけない”…と、
もちろん、僕は恋なんてする気は真っ平ない
そして、続けてこう言った
“恋に落ちたとき、貴方は____”
“この世から消えます”
と。
#プロローグ
チュンチュン_
[さくら〜!起きなさいっ!]
[また寝坊!?]
「ふあぁ〜……」
「眠たいんですけど……」
朝。まだ夜が明けきれていない頃
東の山の麓から、明るく差し込み始める幻想的な景色である
空は段々と蒼から紅へ、移り変わる
私はそんな景色を眺めることもなく、支度を進める
寝間着から、淡い桃色の衣を身に纏い直す
これが普段の……
下女の仕事着だ
次は髪を託し上げ、上で結ぶ
くるりと、髪を巻き団子を作る
_手慣れたものだ
リボンを巻き、化粧を始める
優しく肌を撫でるよう、白粉をつけ、口紅を塗る
最後に頬に少し赤い頬紅を塗る
これで完成だ
先程とは打って変わるような見栄えに我ながら惚れ惚れする
支度が終わった頃には、日はもう山の麓を過ぎ、上り始めていた
自室を後にし、急ぎ足で下階へ降りる
今、僕は遊女ではあるが、売れ残りのようなものだ
なので、下働きの下女のような仕事を主にしている
たまに、面白がって指名してくれる方もおられるが、すぐに飽きてしまうようだ
僕は自分の遊女の衣装を可愛いと思っているのだけれど…
「別に好きでここにいるわけじゃないのに、」
これはいつの間にか口癖になってしまっていた
「おっと…、仕事しないと…」
「……また怒られる」
誰にも相手されない
でも悲しくもない
むしろ好都合だ
消えなくて済む
……信じてはいないけど、
本当だったら一大事だ
あれ以来、謎の男には会えていない
確認する術もない
だったら、今できることを…
目立たず、ひっそりと
遊女の年季が明けるのを待つのみだ
「よっいしょ…」
重たく、冷たい水を屋敷内へ運ぶ
どうやら風呂や、食事に使うのだと
僕には関係のないことだ
てか、自分でやれ、なんて思ってもいる
水は、何度か運び込まないといけないので大変だ
でも、怒られたくもないので、何も反発せず言うことを聞く
_僕は人形のようだ
こいつらに一方的に支配されて
逆らえなくて
まるで、手足を紐で繋がれた操り人形のよう
……不服だ
そんな自分に幻滅する
そう、俯いて
顔を上げることなど、ないと思ってた
水を汲む僕の後ろに誰か来た
他の遊女が冷やかしにでも来たのかと思った
だからこそ、いつものように
汲まれていた水をぶっ掛けた
いつも、こうして怒られるのに
手が動く
仕方ないでしょ、自身を守るために
それにムカつくし
そう思いながら、いつものように虚ろな瞳を上に上げ
絶望した
客だ
遊女じゃない
この店に来た客だ
「っ〜…!」
僕の顔は一気に青ざめる
僕は咄嗟に逃げてしまった
それはそうだろう
他の遊女でもこうするだろう
捕まっては、年季が伸び、摂関が待ってる
青ざめた顔は戻らず、屋敷の後ろにある納屋で1人ブルブルと震えていた
嫌だ、嫌だ、いやだ
やっと、やっと年季が明けそうなんだ
あと、4ヶ月
3年もあった年季があと4ヶ月なんだ
……でも、いずれ見つかるだろう
見つかれば最後だ
ガラッ…
「!!」
納屋の扉が開いた
入口から、客が顔を覗かせた
「ぁ…」
僕は小さく、そして深々と頭を下げ、
「し、失礼しましたっ…!」
「先程のはっ…、他の遊女だと思いっ」
「…咄嗟に…行ってしまいました…」
「…あのっ、不躾だとは思います…」
「ですがっ、女官には黙っていてほしい…ですっ…」
僕は流れるように、用意していた言葉をスラスラと話した
『ふはっ…w』
笑い出した
「ぇ…?」
「あの…?」
『ああ、すまんすまん、w』
『あまりにも必死で面白くて…w』
それはそうだろ、こっちは将来がかかってんだ
何言ってるって、胸ぐらを掴みたいくらいだ
『別に俺は怒っちゃいねぇよ』
『ただ、遊女があそこで何をしてんだと様子を見ただけだ』
『謝るなら俺の方だろ』
…誠実…ではあるが、なんとも受け入れ難い人だ
『それに、なぜ他の遊女だと思い水を掛けたんだ?』
『何かあったのか?』
あんたに話しても解決しない
わかってる
だから、到底話す気にもならない
「…べつに」
素っ気なく、斜め下を向きながら問いに答えた
「…では、まだ仕事が残っていますので」
私はその場を一刻も早く後にしたかった
『まあ、待て。そう焦るなよ』
『今帰ったとしても、遅くなったことで怒られるだろ?』
「ギクッ…」
「勘が鋭いようで…」
「そうですね」
『だったら、俺と入るがいい』
『そうしたら、きっと大丈夫だろうよ』
『それに、俺はお前のことを気に入った』
『俺にそんな態度をとったのはお前が初めてだ』
げ…、と思いながらも今はこいつの言うとおりにしなくてはいけない
いつになっても、独り立ちできない燕のように
ただ、ただ、呆然と
この先のことを考えていた__
今回は、初のノベルでの参加型!
そして、初の遊郭のストーリーです!
単語が難しいところもあると思いますが、読んでいただけると嬉しいです!✨️
今回は、最終回まで行けるようにがんばります…!w
また次回お会いしましょー!
では!
設定
「」
名前:音ノ瀬さくら(おとのせさくら)
年齢:15歳
性別:女
一人称、二人称:うち.(僕.心の声のとき)、名前呼び
その他:遊女
イメージ↓
下女のとき
遊女のとき
『』
名前:黒崎夜桜(くろざきやお)
年齢:16歳
性別:男
一人称、二人称:俺、さん付け.呼び捨て
その他:遊郭に通う客の一人
イメージ↓
次回➫♡20.客
コメント
13件
遊郭! めちゃ好きっす! ビジュいいじゃ~ん! 惚れてまうやろぉぉおお!
面白そう、、、、、!! 楽しみにしてるー!!
アイコンとか見てないからイメージ見た時 『いや、ビジュ良』って思ったわw 遊郭系、初めて見たけど良さそうだと思う っ !