「げほ、げほっ」
「ローレン、はいお粥」
「ありがと……まさか風邪引くとは」
「そりゃあんな遊んだら引くだろ」
無事に風邪を引いたゆるギャン△。BOSSであるらっだぁ、個人医ぐちつぼ、ママしすこ以外は全員風邪を引いた。
(黒さんも引くし…結構みんなキツそうだししばらく犯罪は本当に無理か)
「ぐちつぼ~?ガールズは大丈夫?」
「おう、だいぶ良くなってる。だけどきゅぴさんがキツそうかな」
「わかった、しすは?」
「不破ぺいんとの2人は寝てる。熱も下がってるよ」
「ありがと!」
ぐちつぼは外に出ないからオフモード。だが、きちんと看病をしてくれている。
しすはママとして寝かせる役。ちなみに俺は指示してる。…別に楽だからとかじゃない。
「らっだぁさん……」
「あれ、といというぉうぉじゃん」
「きゅぴちゃんがキツそうなの…」
「わかった、行ってくるね」
「らっだぁ、冷えピタある?」
「はい」
ん、と冷たそうに声をだすきゅぴちゃん。顔は真っ赤でキツそうだし、鼻水も出てるからティッシュが一瞬でなくなる。
「らっだぁさん…ぐっちーつぼつぼ……」
「大丈夫だよ、安静にしてな」
「何か恥ずかしいよ…」
「思春期か何かなのかよ(笑)」
「違うもん、」
ぐちつぼの煽りでもっと顔を赤くなるきゅぴちゃん。だけどこれはぐちつぼなりの気遣いなんだろう。ツンツンサボテンめ。
「だけどちょっと楽になった、かも」
「よかった…」
(きゅぴちゃん、といとい、うぉうぉ、ローレンはもう大丈夫かな。あとは黒さんと不破っちとぺいんと…)
「ぐちつぼ、おれ黒さん不破ぺいんと見てくるからガールズ頼める?」
「おう、任せろ」
そう言い、黒さんのもとへ向かう。
「黒さ~ん?」
「ら゛っ゛だ゛ぁ゛さ゛んッッ」
「え?w」
悪いがすこし笑ってしまった。これで笑わないやつは優勝だろ。
「喉が゛や゛ばいです゛…」
「聞けばわかりますよ?w 薬飲みました?」
「はい、いちお゛う」
「おけです、喉以外は大丈夫ですか、? 」
「ですね、喉しか゛つらくない゛です゛」
「逆に喉がやばいんだよなぁ、ここに蜂蜜と水置いときますね」
ありがとうございます、と喉が潰れた声で返事をする黒さん。相当きつそう。
「あとは、」
「うわぁあん!嫌だーッッ!!!!」
「家出するぞ、ゲホッ、ぺんちゃん!!」
(いや、何があった??)
ちょうど2人のところへ行こうとしたら凄い叫び声。
「しすこさんっ!邪魔しないでください!」
「ダメだよ?風邪治ったら犯罪だからねー」
「う、ぐすっ…」
「しすー?どうした?」
「あ、ボスじゃん。不破っちとぺいんとさんが犯罪したいーって暴れてて 」
「………じゃあゲームでもしてろ」
「「え!?いいの!?!?」」
元気だなこの2人は。本当に風邪なのか?もう治ってるんじゃないか?
「みんな結構治ってきてるし、黒さんは喉終わってるけど…ゲームで我慢して、ね?」
「うん!げほ、行こ!!」
「わーい!!」
『風邪治ってきたやつはゲームしてもいいぞー!』
『え!?マジ!?』
『あ゛りがとう゛ございます゛』
『黒さんどした?』
「元気だなぁ」
相変わらずのお父さんBOSSであった。
コメント
2件
ぱっぱのらださん最高だ😭👍