本番が終わり、ステージの照明が消える。JAM’Sはスマホのライトを照らすが、元々アンコールは予定していなかったため場内アナウンスを流そうとスタッフが動き出す。
大)アナウンスちょっと待ってください。僕が行きます。1人で。
スタッフは困惑していたが、客が帰る気はない様子を理解したスタッフはお願いしますとステージの照明を照らした。
僕は、たった一人でステージに上がる。
大)アンコールありがとう。今日予定ではアンコール無しの予定だったんだけど、僕は最初からこうなると考えて用意してましたー笑
大)二人が居ないのは許してね。二人にも言ってなかったから。多分裏で見てると思う。
大)じゃあ、ここで重大すぎる発表しようか。スタッフも、メンバーすら知らない発表。
えぇー!!!とあちこちから聞こえる。そりゃそうだろう。スタッフや二人も驚いていると思う。
大)単刀直入に言うと、
一瞬の沈黙の後、色々な感情が混ざった声が聞こえる。これを待っていたんだ。
大)曲名は…
です!
大)今から歌うね。僕がライブで歌うのは最初で最後。聞いてください。『hiSt』。
(この曲もミセスとは全く関係ありません。私が作詞しました。自分なりにメロディをつけて、暖かい目で見守ってあげてください。)
「もし明日この世から 僕が居なくなるならば
君は何をするのかな 僕は何をするのかな
もし明日大好きな 貴方を失うとするならば
今日をどう生きようか 明日をどう生きようか
人が笑顔で有るために ナニヲすればいいの?
この日々を過ごすには ナニヲ捨てればいいの?
君が笑う姿が見たかっただけなのに
大丈夫って言いたかったのに
もし明日何処へでも 君と一緒に行けるなら
何処へ行く?何処へ行こうか?
あの城まで行けそうだね
もし明日僕たちが なんでもしていいのなら
何をする?何をしようか?
独りにはなりたくないけどな
気づけば君を好きになって
気づけば君は遠ざかって
もう遅かった 全てがさ
繋がりほど怖いものは ない
愛してたんだ ずっとずっと
この履歴も削除されるのかな
きれいに良化(りょうか)して広々とした
若い草木に生まれ変わるのかな
僕らの命は蝋燭の火で
風に吹かれても生き続ける
胸の痛みが強がって
僕は動けもしなくなる
もし明日この世から 君が消えたとするならば
貴方と一緒に続くかな ずっと一緒に居れるかな
もし明日この世から 虹が消えたとするならば
君は何をするのかな 僕は空へ行くのかな。」
コメント
5件
歌詞の中に涼架と、若井という文字を見つけてしまった、、これは意図して、、?
作詞家向いてますよ、泣いちゃいましたダパァ( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)