昨日は野宿をした。
まぁ、野宿出来るような道具なんてほぼ持ち合わせていないに等しかったが水や炎はモクの魔法で代用したり
城を出た際にすぐに買った非常食を食べたりした。
寝床は…うん、まぁはい(((
まぁ危険なので順番で見張りをした。
朝起きると快適な睡眠だった。
とは言える訳もない。
「今日はもう早めに近くの町に言ってご飯でも食べない?」
そう提案してみると賛成の声が上がる。
非常食だけでは足りないと思った為、提案してみて正解だった。
すると気づけばリトは地図を見ている。
流石リト、と関心してしまう。
すぐに近くの町を調べてくれてありがたい。
「1番近そうなのはここ、エスヴァプだね」
そう言って地図を見せてくれる。
確かに現在位置を考えるとそこがいちばん近かった。
「ならその町に行こっか」
そう言って歩き出した。
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「次の町はどーする?」
「ダンジョンは潰した方が良い気がしますね。」
「そうですね。ならダンジョン都市ケルカァにでも行きます?」
「確かにそこに眠ってる装備とか手に入れられためんどーだしあり」
「次は僕の番じゃないから寝る…おやすみ」
「え、魔王がみんなで決めろ言ったでしょソラさん…って寝てるはっや草しか生えん」
「草超えて森にしとこーぜ」
「除草剤まいとくわ」
「酷」
「てか勇者達の1人でもこっちに引き込むか殺すかしたいね」
「わかる〜!けど正直どうするの?」
「それなら…
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「美味し〜!!!」
1日ぶりでもこんなにまともなご飯は美味しいのかと感動してしまう。
「ラメル今日はどーする?」
「とりあえず物資調達かなぁ、金貨もあるし。」
「けど使いすぎには注意しろよ」
そうフミトが注意する。
「そうなったらお前が金稼いでこいよ」
「いや俺遠距離…」
「そうならないように早めにダンジョンとか魔物討伐とかもした方がいいよね」
そうニウが言う。
「冒険者ギルドの依頼をするのもありだと思うー!」
そうモクがつけたした。
「ごちそう様でした。」
そして金貨を払い店を出た。
「みんな何買うー?」
「衣服の町に来たんだから防寒具とか買っていいと思うよ」
「ならまずは防寒具でも探そうか」
そうニウが言い周りを見渡す。
「繁華街とかはあっちだね」
そう言って指さす。
きっと高い身長を活かして人が多い方を繁華街だと考えたのだろう。
「ならそっちに行こー!」
そういいモクが進んでいく。
それに続いてラメルも続いて行くと後ろから3人が追ってきているのがわかった。
「ふー…ある程度買ったかな?」
そう言ってニウがモクに荷物を渡す。
それをモクは自身のアイテムボックスに入れていく。
このパーティーの中でアイテムボックス持ちはモクのみだからだ。
買ったものを簡単に上げていくと防寒具や寝袋、食料などが多い。
だがせっかく衣服の町に来たので服も何着か買った。
衣服の町なだけあって低コストで高品質だった。
そろそろ次の町へ移動しようかな。
そう考えていると遠くから爆発音。
「え、?」
そちらの方はダンジョン都市ケルカァと温泉の町フルドゥーの方だ。
「どちらかが危ない…?」
どちらに向かうべきか。
どちらかに行ってもうひとつの町だった場合取り返しがつかなくなる。
「みんな…、二手に別れよう」
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《選択しましょう》
誰をダンジョン都市に向かわせ誰を温泉の町に向かわせますか?
(⚠︎ダンジョン都市に1人、温泉の町に4人など偏った決め方でもOKです)
コメント
2件
ダンジョン らめもくにう 温泉 りとふみ で……(´・ω・`)