TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

烏野高校

一覧ページ

「烏野高校」のメインビジュアル

烏野高校

14 - 第14話

♥

30

2024年07月24日

シェアするシェアする
報告する

私は体育館の周りをぐるぐる回る。

(あ!いた!  …?)

なんかバレーの練習してる?話しかけてみようかな。

『日向!ちょっと久しぶり!何してるの?』

「おぉ!西川!知らないのか?」

『…?  なんも』

「このちんちくりんバカのせいで追い出されたから、試合で勝ってバレー部に入れてもらうんだ。」

やけに口が悪い説明をしてくれたのは影山さん。それにしても…

『試合って、バレーの?…2人じゃ無理じゃ…』

「そうなの!だから田中さんに手伝ってもらんだー!」

(田中さん…?あ、あの坊主の人。)

『そうなの!とにかく頑張って!!』

「おう、ありがとう!」「うす。」

(久しぶりに話したけど、元気そうでよかった!さて、体育館に行くか。)


『あ、蛍くん!と、菅原さん!』

「よー!西川ー!」(*ˊᗜˋ*)ノ゙

「今日も頑張れよ!」

『はい!じゃあ、準備してきます。』

私はネットの準備などをしながら蛍くんと菅原さんの2人が話しているのを見ていた。

「〜〜〜」

「〜〜」

(なんて言ってるかはわかんないけど、ちょっと睨み合ってる…?)

心配でずっと見ていたら、2人と目が合った。

(あれ?大人しくなった。)

なんだったのか、と思いつつも体育館倉庫に荷物を取りに行く。


(う…ここ棚高いんだよな、)

私は背伸びしても届かない荷物に苦戦していた。

『うーん…』

「これ?はい。」

『え!蛍くん!ありがとう。』

「いいよ。」


「”優しい人”が好きなんデショ?」

「ぇ…どういうこと?」


あ、やばい。今絶対顔赤い。

蛍くんが何か言いそうだったが、内心焦りまくっている私の遠くから声が聞こえる。

「ツッキー!!」

「あ、山口。じゃ。」

そう言って蛍くんは歩いていってしまった。

(え、ええぇぇ…///)

<続く>

loading

この作品はいかがでしたか?

30

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚