テラーノベル
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ー 注意事項 ー
・こちらはmnps様の二次創作となっております
・ご本人様や関係者様とは一切関係ありません
・この作品にはBL要素が含まれますので、苦手な方はご注意ください
ご理解いただける方は、ぜひ楽しんでいってください!
「はーい、静かにー。」
先生が前に立つ。
今日は校外学習。
クラスのみんなもどこか浮き足立っていた。
先生は黒板に大きく予定を書く。
【9:00 学校出発】
【10:00 自由見学】
【12:00 昼食】
【14:00 集合】
【15:00 学校へ】
shkは予定を書き写す。
その横から。
『集合、二時。』
smが手話をする。
shkは笑う。
『ちゃんと見た。』
『念のため。』
『心配性。』
そう返すと。
smは少しだけ目を細めた。
『否定しない。』
思わずshkは吹き出す。
「ふふっ……。」
その笑い声に。
前の席のakが振り返る。
「え、今笑った?」
pyも笑う。
「最近よく笑いますよね。」
shkは少し照れて。
smを見る。
『二人のせい。』
その手話に。
smは少しだけ照れたように視線を逸らした。
校外学習当日。
駅前は人でいっぱいだった。
先生が前で何か説明している。
shkは必死に口元を追う。
でも。
遠い。
人も多い。
半分くらいしか読めない。
その時。
視界の端で。
smが小さくメモ帳を開いた。
【班行動。集合は14:00、この広場。】
そう書いて見せる。
shkは頷いた。
【ありがと。】
笑顔で返す。
自由行動。
四人は同じ班だった。
「次あっち行こう!」
akが地図を広げる。
pyが苦笑する。
「順番に回りましょう。」
荻一野
3,847
その後ろを。
smとshkが並んで歩く。
『楽しい?』
『うん。』
『めっちゃ。』
手話で話しながら歩く二人。
その姿を見て。
akが小声でpyに話しかける。
「ねぇ。」
「なんですか?」
「なんかさ。」
「二人だけ、会話早くない?」
pyは笑う。
「息が合ってきたんでしょうね。」
その言葉に。
akも納得したように頷いた。
昼食を食べ終え。
もう少しだけ見学しようと歩き始めた、その時。
ドンッ。
誰かと肩がぶつかった。
「すみません!」
相手は慌てて去っていく。
shkも軽く頭を下げた。
ほんの数秒。
立ち止まっただけ。
――その数秒で。
顔を上げる。
「あれ……。」
さっきまで前を歩いていた三人が。
いない。
人。
人。
人。
どこを見ても。
知らない人ばかりだった。
「……。」
shkはゆっくり辺りを見回す。
sm?
ak?
py?
誰もいない。
胸が。
少しだけざわついた。
コメント
1件
みぅです🤍🥀 11話、読みました。 校外学習の浮き立つ空気と、smくんのさりげない気遣いがすごく優しくて、ほっこりしたのに……最後の「誰もいない」で一気に空気が変わって、胸がぎゅっとなりました。たった数秒のロスで、日常が一瞬で不安に変わる感じ、すごくリアルで怖かったです。shkくんの視点に引き込まれました。続きが気になります。