皐月side
梅宮たちと話して家に帰っても答えは見つからない。
俺には普通の生活が出来ないワケだ、目が見えないが普通の生活出来ても喧嘩の時に周りを見れない…。
そんな奴が風鈴なんて名乗るの嫌だし、それに高校入っても1年しか居られない……。
何も残せない…。
なぁんか俺、めんどくせー所に来ちゃったかもなぁ……、でも、出逢えて良かった人間は居る、ソイツらを守れれば俺はそれでいい、答えは見付かった、後はその答えを伝えるだけ……、まぁ今日はもう遅いから寝よう!
次の日
起きたら昼過ぎでスマホを見たら遥から通知があって急いでトーク画面開いた
桜[昨日はごめん、騙す気無かった]
遥……!!尊い……今すぐ会って抱き締めたいッ!!
皐月[確かに遥居なかったから悲しかったけどそうせざるおえなかったんだろ?なら遥悪くないぞ、俺の方こそごめん、風鈴と関わりたくないの分かってて嫌々承諾したんだろ?俺が悪いから遥は気にすんな]
そうトーク画面で送ってさぁ、梅宮に連絡しようと思ったら
グゥー
うん、お腹すいてたらまずご飯食べなきゃな!!
inポトス
ことは「いらっしゃい皐月」
皐月『おう!またオムライスお願いねぇ!』
ことは「ほんと好きよねオムライス」
皐月『うん、母親が良く作ってくれたからさ』
店には俺とことはしか居なくてシンッと静かになってしまった
ことは「ち、違うの!その、皐月の昔のこと知らなかったから…」
皐月『いいのいいの!俺はもう割り切ってるから!橘が心配することねぇよ、俺はそんな弱くないから!』
そう笑って橘を安心させた
ことは「…、本当に辛い時は言いなさいよ…この街の人達は皆皐月の味方だから!」
皐月『そう言ってくれて嬉しい…じゃ!飯食ったし帰るわぁ!』
ことは「皐月ッ!」
皐月『お?どした?』
ことは「…無理、しないでね…」
皐月『無理なんてしてねぇよ、俺は好きに生きてるんだ、問題も何もねぇし、お前らに迷惑かけねぇよ!』
ことはside
皐月が出ていった後梅たちが来店して、浮かない私に声を掛けてきた。
梅宮「ことは?何かあったのか?お兄ちゃんが聞くぞ??」
いつもなら兄とか呼ぶなって言いたいけど……
ことは「…皐月、さっき来たけど変だったの…。」
梅宮「皐月が?どう変って?」
ことは「私のオムライス見て…母親を考えてたみたい…、ねぇ、梅、皐月を探して欲しい…きっと今傷ついてるはずだわ!お願い!」
梅宮「分かった!兄ちゃんに任せてくれ!!」
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