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オリキャラあり
キャラ崩壊あり(特に今回は少し可笑しい所があるかも)
毎度おなじみ、文才&語彙力皆無
それでも大丈夫な人は読むんだ!
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「確か、君達が欲しい情報は_____“太宰さんの弱点”だったよね。」
重々しい空気感が辺りを漂う。
翠色の瞳をした少女はそう云った後、敦と鏡花を見つめた。
その眼は嗤う様に細められていた。
「随分としょーもない疑問だ……と云いたい処だが、これは実に面白いねえ?」
「うんうん、君達は良いセンスをしてると思うよ。」
まるで雑談を楽しむかの様な雰囲気が周りに広がった。
思わず身構えていた敦と鏡花は拍子抜けする。
「それにしても、欲しい情報が上司の弱点とはね。」
「きっと相当不満が溜まっているんでしょう?」
ケタケタと笑いながらそう云う2人。
この状況だけを見れば、誰でも楽しい雰囲気だと錯覚するだろう。
無論、敦と鏡花もその雰囲気に緊張が何時の間にか解けていた。
「いや、えっと…不満、とかじゃなくてですね。」
少し知りたかっただけです、と思わず敦は本音を零した。
「何時も太宰さんは凄いんです。この間の事件も直ぐに解決出来ていて…。
“川に流されている時以外は”、本当に尊敬する人なんです!」
「確かに!私も噂は小耳に挟むわ!」
そして何時の間にか、敦はロングヘアの少女__夕と何かを猛烈に話し始めた。
気が合うのか、それなりに盛り上がっている。
鏡花はというと、目の前の短髪の少女__鳰と睨めっこをしていた。
途中で緊張を引き締め直した鏡花は、一切の緩みも見せない。
ずっと目の前で笑っている鳰に鋭い目線を向けていた。
「うーん。警戒するのは結構だけど、そこまで敵意剥き出しにされても困るんだけど?」
正直不快だよ、と口にする鳰は何処と無く先程までの子供っぽさは抜け落ちていた。
鋭い光を帯びた翠色の瞳が鏡花を真っ直ぐ捉える。
その威圧に思わず鏡花がたじろぎそうになった時、鳰は目を閉じて云った。
「あ〜、そろそろ眠いからさっさと情報提供しちゃうよ。」
その声で、先程まで敦と話していた夕は鳰の元へと戻った。
そして再び気怠けな声が響く。
「太宰さんの弱点はねぇ……無論、犬だよ。」
「…えっ、」
あれ、知らなかった?と鳰は嗤った。
流石の鏡花も、その情報に目を丸くする。
「この子の云ってる事は本当よ?この情報は絶対だからね。」
ニンマリと微笑みながら夕はそう云った。
「何なら、明日太宰さんの机に隠れる様にして犬の縫いぐるみでも置いときなよ。
絶対吃驚するから。」
まぁ怒られるだろうけど、と云いながら鳰はクツクツと喉を鳴らして嗤った。
敦は目が点になっていたのを戻し、いや流石にそれは…と反論した。
鏡花はというと、未だにキョトンとしている。
「太宰さんは犬が苦手なんですね…。
初めて知りました、有難う御座います。」
少し戸惑いながらも、敦は頭を下げてそう云った。
だが丁寧に礼を云った敦に対し、鏡花は漸く表情を戻したかと思うと、やっと本来の目的を口にした。
「…その情報、何処から入手してるの。」
そう鏡花が云った瞬間、一気に周りの空気が凍り始めた。
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はい、ここまで見てくれた人よ有難う!
ぶっちゃけ太宰さんが犬嫌いってのは、敦君達知ってたか判らんかったんよな(;-ω-)
まぁそこは気にせずに読んでくれたら助かる!
もし面白いって思ってくれたら、いいねやコメントしてくれると我のやる気に繋がるんで宜しく!(๑•̀ㅂ•́)و✧