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ep.3
目side
あれから数日経って、メンバー全員の仕事で花吐き病のことを話すことにした。
「ごほっげほっ、はぁ」
吐くだけで疲労感が半端ない。
この数日間で分かったことがあった。花の色は日によって違うこと。
自分の体から出てるとは思えないけど、たまにメンバーカラーの花を吐いた時は少し嬉しかった。
それくらいの余裕が出て来たし、前向きに踏み出せていた。
「おはようございます」
佐「蓮!おはよー!(^^)」
岩「目黒おはよ」
向「やっぱりめめやんか〜!」
ラ「えー、めめはもうちょっと後に来ると思ってたんだけどなー!」
「え?何?笑」
向「いやな、ラウールと誰がどの順番で楽屋に来るか当てとったんよー」
ラ「それで、佐久間くんは予想当たってたの!俺は次阿部ちゃんだと思ってたからさ、、」
向「俺が見事に当てたってことよ!」
「ふはっ、朝から何やってんの笑」
渡「ぉはよ」
深「おっすー」
「あ、笑」
ラ「あー!なんでしょっぴーが来るかなぁ、」
渡「え?」
「誰が来るか順番に予想してたんだって笑」
渡「あ、そーゆこと?」
深「それならもうちょいで来るっしょw」
向「どゆこと?」
阿「ねーふっか!エレベーター閉めないでよっ」
深「閉めてないよ?間違えて閉じるボタン押しちゃっただけだよ?わら」
阿「絶対わざとでしょ、翔太だって閉じるボタン連打してたしさー笑」
ラ「じゃーふっかさんとしょっぴーのせいだ!」
深「ちゃちゃ、俺じゃねーから!翔太だから!」
渡「はー?ふっかさんがやれって言ったんじゃん!」
ラ「康二くん、飲み物奢るのふっかさんにしてもいい?」
向「じゃー、めめとさっくんと照兄ぃに決めてもらお」
佐「俺はふっかに1票だな!」
岩「俺はふっかと翔太だな」
「じゃぁ、俺もしょっぴーとふっかさんに1票で笑」
向「てことは、ふっかさんが奢りやな!」
深「マジかよぉ、、」
ラ「メンバー全員分買って来てね!」
深「9こ!?無理無理、俺スマホより重いの持てねぇの!わら」
渡「だはははは、赤ちゃんかよw」
岩「もぉ、俺も一緒に行くから、」
深「まじぃ!?ちょ早く行こ!てかみんな何欲しいの?」
阿「俺炭酸!」
向「俺も!」
「俺も炭酸でー」
渡「俺コーヒー」
宮「おはよう✳︎」
佐「おはよー!ねぇね、ふっかの奢りの飲み物何がいー?」
宮「水かなー、、」
ラ「じゃ俺も水にしよー!」
深「炭酸3、コーヒー1、水2、あれ?あと2人足んねぇよ?」
岩「俺と、佐久間じゃない?」
佐「そー!俺はー、ミルクティー!」
岩「俺もそーしよ」
深「オッケー、じゃ行ってくるわ」
岩「呼ばれたらいる人でメイクとかしといてねー」
向「ほーい!」
〈本日もありがとうございました。〉
9「ありがとうございました!」
佐「また次回もよろしくお願いします!」
「、、あのさ、みんなに話さないといけないことがある、、、」
ラ「どうしたの?」
「俺、花吐き病に掛かったんだ、、」
向「花吐き病、?」
渡「なにそれ」
阿「花吐き病、、」
「うん。この前オフの時に病院に行った。治療法はなくて、完治するには、」
阿「想い人と結ばれること」
「、、、うん。仕事には支障はないって言われた。だからーー」
岩「目黒?」
宮「大丈夫?」
「え?」
顔に触れると頬が濡れてた。
この涙の意味は、俺が結ばれることができないから?みんなに嫌われるのが怖いから?
「ひぐっ、ごめん、、、」
阿「めめ、、」
佐「てか、阿部ちゃんはなんで知ってるの?」
阿「俺は前に少し調べたことがあって」
岩「どういう病気なの?」
阿「この病気は、花吐き病っていって、片想いをしてる人がなる病気。症状は言葉通り花を吐く。
珍しい病気だから薬も見つかってないし、治す方法も一つしかない。それが、、」
深「片想いの相手と結ばれること、」
阿「そういうこと」
「ごめん、ありがとう、阿部ちゃん。」
「この病気は仕事に支障はないって言われた。けどいつ症状が出るか分からないから、みんなに迷惑をかけるかもしれない」
「ごめん、なさい。グスッ、こんな私情を挟んだようなことになって。
グスッ、みんながよかったら、まだ、Snow Manでいさせて、ほしいです。」
ラ「めめ、、」
岩「病気でめめがSnow Manをやめる必要なんてないよ、」
渡「Snow Manは9人だろ?」
佐「なんでやめる前提なんだよー!」
「っ! ありがとう、、」
向「気分悪くなったりしたらいつでも言ってな!」
ラ「できることとかあったら言ってね〜(*‘▽’*)」
「うん、できるだけ迷惑かけないように気をつけるね。ありがとう。」
岩「ファンの人には公表はしない。マネとスタッフの人にもなるべく言わないように。」
8「はーい」
岩「じゃあこのことはお終い!各自で帰ってー」
深「………っ、」
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