大忘年会のさのじんが泣きそうなぐらい良かったので書きました…
勇斗から誕生日プレゼントに指輪を貰った
しかもお揃いの指輪。
深い意味があるのかは全く分からない
指輪を付けて手を出すと
柔太朗・太智・舜太「うわぁー!!!笑笑笑」
勇斗「お揃い俺と笑笑笑」
太智「うぉえええ?!笑笑」
いやどんな驚き方笑
しかも普通にお揃いとか言っちゃって
意識しない方がおかしい
でもあっちは完全にノリでやってる感じに見える
だからあんまり深堀しないように…
意識してるって思われないように
「きもいってまじ笑笑笑」
ほんとはこんな事微塵も思ってない。
むしろお揃いって事実だけで胸が張り裂けそうなぐらい嬉しい
しかも指輪
服とかなら分かるけど…指輪って笑
流石に勘違いしちゃいそう
そんなことをぐるぐる考えながらノリに合わせていると太智が「ちょっとはめてあげたら?」
いやいやいやいや待てって
お揃いの指輪を貰ったってだけで心臓ばっくばくなのに
とか言いながら指から指輪を外し勇斗に預ける
勇斗が俺の中指に指輪をはめる
勇斗「私達、結婚しました」
ちょっとふざけたトーンで喋る
そういうノリだってわかってる
けど、心のどこかでほんとに勇斗は俺の事…
なんて都合のいい事を考えてしまう。
俺ははめてもらった指輪を何度も左手で触れ
笑い合う勇斗達を見ては、この叶うはずのない気持ちを胸の奥底にしまい込んだ。
end
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