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――書き出し――
作者「ふ〜む、めっちゃ遅くなるがゆっくりと、確実に、行きますか。」
記録物語-R.s.༗《レェズ》メリーさんの執事
《陰陽ノ矛盾編》の続きで変わり、メリーさんの執事《紅糸の裁決編》に変わります。…
では、続きをご覧下さい。作者より……
…別の世界へと飛ばせる2人と1匹……
――??別の世界――
瀧奈「うぅ…」うなされる
…ぼんやりと目を開け何かが聞こえてくる
瀧奈「αメリー?…オグリか?…」
そこにはαメリーくらいの小さな獣人の子が居た
獣人の子「バレません様にバレません様に…」とても早口に小声で何回も発している
瀧奈「?……」
…突然に物凄い風が吹く、
瀧奈「アレは……」
目に映る光景は大空を舞う巨大な大鳥とドラゴン、その大鳥を襲い肉をくらうドラゴン。
瀧奈「あ、どこだ」αメリーとオグリを探す
獣人の子「あ…危ないよ…って言葉わからないよね…こんなノケモノなんかに…うぅ…」怯えながら言う
瀧奈「忠告ありがとう…でも行かないと」
獣人の子「……喋ったぁぁ!」驚き叫ぶ
…ドラゴンが獲物を見る目でこちらを見ている
獣人の子「あぁ…ごめんなさい…どうしよう」
ドラゴン「グギャャァァァァ!」雄叫びをあげる
獣人の子「最後に……うぅ」
瀧奈「なに死にそうな感じになって…助けてやるから、そこ離れて」懐から本を取り出す
獣人の子「へぇ…でも、魔術師でもなさそうな人間さんが勝てるはずが……」
…獣人の子は目の前の光景にひかれる、そこには…
瀧奈「鯱丛門[コソウカド]!いでよ觳蟆[コクバ] 」
…盾を身にまとう蛙が現れドラゴンの攻撃を防ぐ
瀧奈「鹿門文集!行け!翠雲[スイウン]!貫けぇ」
…水でできた鳥が現れ圧縮された激流の如くにドラゴンに何度も素早く貫き通す、
…瀧奈にやられたドラゴンは気絶し倒れる
獣人の子「す…すごいや、召喚術士だったんだ…ドラゴンを倒すなんて金貨が貰えるよ」
瀧奈「いや…その召喚術士じゃないだ…確かに似ているけれど……」
獣人の子「へぇ…あ…ごめん…燥ぎすぎた」ふと我に返り照れる
瀧奈「いや、大丈夫だよ」
獣人の子「あ…人間さんは、ここで何やってるの?こんな田舎の森まで来て?」質問をする
瀧奈「そうだった……いや…前にもあったし話しても大丈夫か…な?……」小声でブツブツと独り言を言う
瀧奈「実は迷子になってるんだ…ここがどんな場所かも知らないし、それと人を探してるんだが…」…腕輪で写真を使い、詳しく説明する。
獣人の子「スゴッ!…じゃなかった、えっと…まとめると、人間さん達はこの世界の人では無く別世界へと飛ばされて、お尋ね者を探しながら その目的を達成させる最中なのに お仲間と逸れてしまって探しているって事ですね?…はい……」
瀧奈「まぁそんな所だ」
獣人の子「……あ…あの聞きたいことが…」
瀧奈「?…聞きたい事?」
獣人の子「人間さんは獣人である私を余り毛嫌いしないんですね……森であう人間も危ない言われて、本当に人間さんは私達を嫌ってるんですか?」
瀧奈「嫌いじゃないよ、ここがどんな所なのかわからないけど、他と違うモノ対して恐怖とかあるんだろうね……、まぁ…住んで所が特殊でね、学校で君みたいな獣人にケモノとか人外に色々と会うから」
獣人の子「僕と同じ学生なんですね…意外です」
瀧奈「学校…どんな感じ?」
獣人の子「そんな自慢できる様な感じるじゃないので…とても田舎なんで…はい〜」
ミュルル「あ、自己紹介まだでした…僕は名前はミュルルです。見た目でわかると思いますが人間ではないです…」
瀧奈「小生は瀧咲 奈夕希だ、よろしく」
ミュルル「はい、よろしくです…あ……まずは、僕の村まで行って聞きに居ましょう」
瀧奈「案内頼むよ」
…ミュルルに案内されるがままついて行く、
……数分後……
――小さな集落ノケモ村――
……の少し外れの道中だった。少し寄り道でミュルルの基地に寄ったのはいいが…
瀧奈「・・・」どうしたらいいかの顔をしている
ミュルル「……」恥ずかしそうな顔している
…目の前には木箱の中身から雑誌などを、めぐりにめくって読みあさる明らかに別国から来た少女が居た、
異国の少女「イイ…何かこう…ドラゴンと馬車の…あっ……!…ごちそうさん♡…」
ミュルル「あわわわ」『知らない人間さんが僕の〇〇〇を読まれてる……』
異国の少女「!」ミュルルと目が合う…
ミュルル「!」異国の少女と目が合う…
異国の少女「ヘケ…ケモケもふもふ♡」ニャっ恐ろしい笑顔をする
ミュルル「ヒィ…喋ったぁぁ」とっさに瀧奈の背後に隠れる
異国の少女「怖くないよ〜」
ミュルル「あわわわ…言葉がわかる人間さんなのに…相手が変態だぁ」泣きそうになる
瀧奈「あ…忘れた多分コレのおかげだ……」翻訳機を取り出し見せる
瀧奈「にしてもコレには感謝しかないな…」
ミュルル「それは凄いですが……あの…」
異国の少女「ふふふふ」…なんか怖い顔で〈じゅるり〉とヨダレをすする
瀧奈「ま…まぁ……取り合えず不審者らしき感じだし……捕えるか…」
異国の少女「怪しくもないですって……」
恐ろしいダークマター(仮)の手の動きだ…
ミュルル「まず…それを辞めてください!」
異国の少女「えへ、えへへへ」
瀧奈「・・・」
…落ち着いて話し…数分後……
瀧奈「小生も…多分…そんな事あったから元気出して……」
ミュルル「僕…恥ずかしいです。皆んなが羨ましいです…はい……はい……」うつ伏せになってる
異国の少女「ハァハァ良い……発達途中の…柔らかくてケモイ」ミュルルの体に顔をつけて匂いを嗅いでいる
瀧奈「えっと…ティファレット・ラヴゥナ?でいいんだよな」
ティファレット(異国の少女)「ティファレットでいいよ…ティファレットで、気軽にね〜」そのままの体制で話す
瀧奈「ティファレット、君も道に迷ってる様だけど……人を探してるんだが…知らないか?」
…αメリーとオグリにラスやアレフ…探してる人達の写真を見せる。
ティファレット「この人知ってる」アレフを指差す
瀧奈「よかった…何処にいるか知ってるか?」
ティファレット「何処にいるか知らないけど……ねぇ、君は…もしかして…私達を知ってるの?」
…ふと、急に顔を上げて起き上がる
瀧奈「私達?…」『もしかして』
ティファレット「ねぇ……突然消えたネメシスお姉さん達をご存知ですか?」手帳の中身を見せる
瀧奈「ん!」
ミュルル「うぁ〜」腑抜けた声を出しながら瀧奈に掴まれて引っ張り出される
瀧奈「下がって、」ティファレットから距離をとる
ミュルル「へ…はい」後ろへと下がる
瀧奈「君は何者なんだ…確かな感じは、異端聖教団[マーヴェリックコー]なのは確かなはずだが…」
ティファレット「私は愛の使徒、プリティキュアキュア!美の化身ヴィーナス!筋肉は全てを解決するわ!」神秘的な矢の様な形をした宝石が光出す
瀧奈「来るか…」構える
ティファレット「フン!ラブ ザ ビラヴド!」
瀧奈「やばい…こい翠雲……」
…目の前に現れたのは予想外なものだった、
〈ちんまり〉と可愛らしい小さな精霊だった
ティファレット「フン!フン!……筋肉ないし、この子の名前違うけどね…てへ」
瀧奈&ミュルル「……」
ラブザビラヴド「な〜落ち着いてコッチいらっしゃい…話でも」小さな精霊が思いっきり喋った
ミュルル「敵意はなさそうだし……」
瀧奈「まぁ……うん…」…
…3人は話合う事になった、
ミュルル『あ…私の人生に…黒歴史になる』涙が少し見える
瀧奈「……」『何だ、この人本当に』
…何故だろう、ラブザビラヴド&ティファレットは箱にあった雑貨?など読みながら話している
ティファレット「ウホ…イイオトコ、じゃなくて…ウチの者達がそっちでお世話になってるんだっけ、そろそろ帰ってきてもらわないとね」
ラブザビラヴド「彼の方、才能あっても魔力は無限にあるわけじゃ無いから」
瀧奈「は…はぁぁ……」よく喋る相手に何となく相槌を打つ事しかできない瀧奈、
ティファレット「あ!それでメッセージできないの?」
瀧奈「あ、色々あって忘れていた」
…瀧奈は腕輪の機能を触る、通信が悪く中にはメッセージが3つだけある
瀧奈「亜空間研究施設から2件と墓威からのが1件…なんだろう?」メールを開き読む
1枚目、
…亜空間研究施設『_φ( ̄ー ̄ )背景、瀧奈様…いかがお過ごしでしょうか?天蘭道に行ったと聞いたので一つ、私達のお土産を期待して待ってます』
2枚目、
…亜空間研究施設『あれ?…ダメですか?、あの……反応…』
(途中で読むのをやめた)
3枚目、
…墓威『連絡が遅くなったが、瀧奈 …そっちは大丈夫か?電話をかけたが反応が無かったが、無事か?天蘭道で騒動が起きてたと聞いたが、幸いに四神の街だから怪我の心配は無いと思うが…確認を待ってる。それと、こっちは新しく情報も増えてきたから対策を模索している所だ。』
読み終える、
瀧奈「あの時にメールも来てたのか、試しに繋がるか電話をかけてみるか…」
…瀧奈はαメリーに電話をかける、着信音がなる…少し経つと電話が繋がる、
瀧奈「αメリーか?無事か?」
電話の向こうの声「すみません…通信機の持ち主ではありません、それと勝手に出てしまって」
…電話に出たのは、弱々しい男の声だった
瀧奈「はい…それは大丈夫ですが、白髪で青い瞳の小さな女の子と白い狸は居ますか?」
電話の向こうの声「ん?白い狸なら居ますよ…食われそうになってますが……あ!」
…何やら電話の向こうでは騒がしくなってる様だ。
瀧奈『小さいが、オグリの声したな…』
電話の向こうの声「大丈夫です…はい…喋るんですね……変わりますね」電話相手を変える
オグリ「はぁへぇ〜……瀧奈か〜…」かなり息を切らしている…
瀧奈「無事だったか」
オグリ「無事じゃないぞ……食われかけたし、眠ってた間に小さい奴がαメリーを連れて行ってしまったしな…」
瀧奈「大丈夫なのかそれ?!」
オグリ「探しに行けば大丈夫と思うが……あ…前言撤回、大丈夫じゃないぞ」
瀧奈「え〜!」
ティファレット「大変そうだね…クチャネクチャネ」ごろごろしながら菓子を食べて本を読んでいる
瀧奈「おま、黙れ〜!」
電話の向こうの声「僕が…その子を探してくるよ、見つけたらコレ使って連絡するよ…待ち合わせ場所は、王都アルスランディアのギルド広場でいいかな?その方が人探しの申請もできると思うから」
瀧奈「不安だけど、頼みます…オグリも」
オグリ「んだ、任せろ…」
電話の向こうの声「そうだ、君の名前は?」
瀧奈「小生は、瀧咲 奈夕希です」
電話の向こうの声「瀧咲…ぁぁ…ぅん……
僕は、爻綺[コウキ]、弍白 爻綺です
…ではまた」…通話は切れる、
瀧奈「弍白 爻綺……ツツクモ?」
ミュルル「会話を聞いてた所だとアルスランディアに向かう感じですよね」
瀧奈「うん、合ってるよ」
ミュルル「今からじゃ遅いので村で休んでから明日に行きましょう…案内します」
瀧奈「ありがとう」
瀧奈「…お前も来るんだろう」
ラブザビラヴド「お供させていただきます〜」
ティファレット「ふ…可愛い上にアレがあってお得だと……」本をガン見している
ラブザビラヴド「返事は?」
ティファレット「ん?あ〜ついてくついてく」ニヤケながら返事する
瀧奈&ミュルル「うぅ……」
ラブザビラヴド「すみません…うちの子が」
瀧奈「変わってる…本当に……」
ミュルル「ですね」
……村へと向かいそこで少しの間お世話になる。…
……瀧奈の視点は変わり、αメリーへ
続く→