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れーん🌸
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1
ぽて
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「……眠。」
欠伸をしながらリビングへ向かう。
昨日よりは、この家にも慣れてきた気がする。
「おはよ。」
キッチンから声が飛んでくる。
「おはよ〜……」
らっだぁはフライパンを片手に朝ご飯を作っていた。
いつのまにかいろんなことができるようになっている。
俺も見習わないとな。
「らっだぁ作ってくれるの?」
「昨日レウさんだったじゃん。」
「あー……そうだっけ。」
「忘れてる。」
軽く笑われてしまった。
まだ少し眠い頭で椅子に座る。
昨日までは探していたコップも、今日は自然と手が伸びた。
少しずつ、この家の場所を覚え始めている。
自分が、新しい場所に慣れていく感覚。
新しい習慣。
「はい。」
目玉焼きが乗った皿を受け取る。
「ありがと。」
二人で向かい合って朝ご飯を食べる。
会話は少ない。
でも、気まずさはない。
テレビもつけていないのに、不思議と静けさは苦にならなかった。
「今日、レウさんの仕事終わったら何する?」
らっだぁがふと思い出したように聞く。
そういえば、今日は出勤しないって昨日言っておいたんだっけ。
「買い物かな。」
「あ、洗剤なくなりそう。」
「あとゴミ袋も。」
「メモしとこ。」
そんな、どうでもいい話。
でも、その”どうでもいい”が少し嬉しかった。
買い物を終えて家に帰る。
「ただいま〜。」
「おかえり。」
玄関を開けてすぐ返事がある。
それだけで、疲れが少し軽くなる。
スーパーの袋を机に置く。
「牛乳買ってきた?」
「あるよ。」
「やった。」
らっだぁが袋を覗き込む。
「お菓子も買ってる。」
「疲れたから。」
「理由になってない。」
笑いながらツッコまれる。
「半分あげるからさぁ⋯。」
「じゃあ許す。」
現金だなぁ、と思って少し笑う。
ふわっとした、この優しいやり取りで心が少し軽くなる。
夜。
やることをあらかた済ませて、一息つく。
窓の外は静かだった。
車の音も、人の話し声もほとんど聞こえない。
「ほんと静かだね。」
「うん。」
前の家では、この時間でも誰かが起きていた。
何かしら音がしていて。
それが普通だった。
でも。
「……これも悪くないね。」
ぽつりと呟く。
らっだぁも小さく頷いた。
「落ち着く。」
「だね。」
時計を見る。
寝るにはちょうどいい時間だ。
「じゃ、おやすみ。」
「おやすみ。」
部屋の電気が消える。
静かな夜。
何も起きない。
そんな一日だった。
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コメント
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めちゃいい