テラーノベル
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朝。
目が覚める。
まだ少し眠いまま、天井をぼんやり見つめた。
「……」
静かだ。
隣を見る。
らっだぁはまだ眠っている。
規則正しい寝息。
昨日と変わらない朝。
「……よし。」
布団から起き上がる。
顔を洗って。
朝ご飯を作って。
コーヒーを淹れる。
少しずつ、この生活が当たり前になってきた。
悪くない。
むしろ、居心地はいい。
「おはよ……」
「おはよう。」
眠そうならっだぁが椅子に座る。
「今日も眠そう。」
「レウさんも。」
「バレた?」
「バレるよ。」
少し笑う。
そのまま朝ご飯を食べて、会社へ向かった。
仕事は、特に何もなかった。
忙しくもなく、暇でもなく。
気づけば定時になっていて、家へ帰る。
「ただいま。」
「おかえり〜。」
玄関を開ける。
まだ数日しか住んでいないのに、この空気にも少し慣れてきた。
荷物を置いて、着替えて。
晩ご飯を食べて。
今日も、いつも通り。
「……ふぅ。」
ソファにもたれる。
静かだ。
「レウさん。」
「ん?」
「眠い?」
「ちょっと。」
「俺も。」
顔を見合わせて笑う。
その時だった。
”──やっと、”
「……?」
小さな、声。
「……何か言った?」
「何も?」
立ち上がって確認する。
リビング。
キッチン。
廊下。
特に変わった様子はない。
「気のせいかな。」
「かもね。」
空耳か、風の音。
それだけのことだ。
……たぶん。
夜。
布団に入る。
「おやすみ。」
「おやすみ。」
部屋が暗くなる。
目を閉じる。
静かだ。
昨日と同じ。
今日も何も起きなかった。
そう思った、その時。
どこか遠くで、
”──一緒に、”
目を開ける。
「……」
隣を見る。
らっだぁは、もう眠っていた。
「聞き間違い、だったのかな。」
そう呟いて、もう一度目を閉じる。
静かな夜は、ゆったりと深みを見せていた。
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#その他
らみょん
159
紫秋_4aki.
2,014
#呪鬼
アル🧩👾
303
コメント
6件
レウさんとらっだぁ達はどこかで会っててそれをレウさんが忘れてる、的な感じなのかな? 続き楽しみにしてます!
何か不思議な展開が待っているのか…? ほんとにこの2人のやり取りが好きすぎる らっだぁちょっと大人じみてるんだよな… 続きが楽しみです😊