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佐久間¦まさか、本当にこんなことができるとか、アニメみたいで すごいっ!
渡辺『どうやってここに来た?』
阿部¦それはね───
遡ること数時間前───。
目黒¦阿部ちゃん、こんなところで何してるの?
阿部¦ん~っとねぇ、翔太についてお医者さんから色々と聞いてたんだ
目黒¦聞いたって何を?
阿部¦翔太が倒れた原因って知ってる?
目黒¦確か……〝ストレス〟…だったような、、?
阿部¦そうそう!〝ストレス〟による〝現実逃避〟。それでちょっと気になったんだよね。康二と舘様の倒れた原因も……
目黒¦あっ、俺も気になった
阿部¦あの二人は〝統合失調症〟が原因として考えられるらしい。そして、あの三人に共通するのは〝ストレス〟。その〝ストレス〟が〝現実逃避〟に繋がって、それから〝幻覚〟を見てるんだと、、
目黒¦それは治るの?
阿部¦〝ストレス〟とかって、本人の精神問題であるし…治せるかもわからないんだよね
目黒¦〝ストレス〟の治し方って何かあるのかな?
阿部¦色々あるよ!〝休息をとった〟り、〝衝撃を与えた〟り…
目黒¦〝衝撃を与える〟……。どんな?
阿部¦わからないけど、〝冷水に浸る〟とか?
目黒¦……!そうだ!、阿部ちゃんってさ、朝は顔洗ったりする?
阿部¦するでしょ
目黒¦それはどうして?
阿部¦スッキリするし、目が覚めるし、、、あっ!そういうことね!!
深澤¦こんなことして、いいのかな、笑?
目黒¦…俺らができることはこれくらいしかないけど、少しの可能性を信じよう
佐久間¦めめかっこい~⤴︎
どうも阿部です。
今がどういう状況なのか、わかりやすく説明します。
翔太たちが倒れた原因は〝ストレス〟で、そのストレス解消として冷水をぶっかけようとしています。
外部からの衝撃に対して、神経が反応します。
ほら、夢とか見てる最中に『これは夢だ』とか『御手洗行きたいな』とかで起きたりしませんか?
その瞬間を作ろうとしてるわけです。
その瞬間が作れたら、隙をついて翔太たちに話しかけ、気づいてもらう作戦です。
気づいてもらえなくても、『夢の世界』に俺たちの存在を送り込むことで、脳内を混乱させ、起こさせるのも一つの作戦です。
(※こちらの解説も全てフィクションです)
阿部¦───で、今に至るってわけ
岩本¦簡単に言うと、ここにいる俺らは翔太たちの妄想で作られた俺らであって、実際はここにいない
渡辺『…なんだ、〝本体〟じゃないのか。でも、面倒なことになってるわけだし。そっちの思うつぼってわけか……さすがだわ笑』
向井『笑ってる場合ちゃうやろ!どないすんねん!』
渡辺『でも残念。もう涼太も〝侵食〟され始めてるから。その証拠に、この世界に赤色がつき始めた。さっきまでは青とオレンジだけだったのに、ね……♪』
阿部¦舘様の居場所教えて!
渡辺『どうしよっかなぁ、笑』
村上¦……っ、
向井『ほんなら、俺が呼んだる♪』
村上¦え、?
深澤¦仲間割れか??
向井『ちゃうで笑。最高傑作になったの見てほしいねん笑』
渡辺¦涼太……、俺だよ?
宮舘¦誰ですか……。たすけて、だれかっ、!!
渡辺¦いい加減にしろって、、!
宮舘¦ひっ、ごめんなさい!!ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……っ!!
渡辺¦ほんとに、覚えてないの?
宮舘¦…ごめんなさい………
向井『しょっぴー、好きな子 泣かせたらアカンやろ?見よって可哀想やわ……笑』
渡辺¦康二、お前のせいだろ?
向井『さぁな?』
宮舘¦あ、康二!、
渡辺¦……は?
向井『さっき言うたやん。次会った時は、〝奪わせてもらう〟って……もう忘れたん?』
渡辺¦……っ!!!!
向井『まあ、落ち着き、笑。しょっぴーはどうせこっちの世界におっても、踊らされるだけの〝道化師〟なんやから』
渡辺¦ぁ、、
向井『しょっぴーのこと、誰も求めとらんで?はよ消えろ笑』
渡辺の体が光を放ち、一瞬で消えた。
宮舘¦……康二、さっきの人…つらそうだったけど大丈夫なの?
向井『そんなことより、俺のもんになってや♪』
渡辺『遅い』
阿部¦翔太、イライラしすぎ
深澤¦……あのさ、このなべってもしかして、〝本体のなべのストレス源〟なんじゃない?
阿部¦あっ、確かに!……ってことは、コイツ消したら翔太助かるってこと?
村上¦おぉ、ブラック笑
岩本¦よしやるか
目黒¦暇ですしね
佐久間¦久々に動くぞ~!
阿部¦翔太、
渡辺『何───』
阿部¦タヒんで?♡
宮舘¦ん”はっ”、や”ッッ!!?!❤︎❤︎やめ”、こ~じっ”ッッ!?!?❤︎❤︎
向井『〝本体〟も喜んどると思うで?憎らしかったしょっぴーに邪魔されることなく、舘を抱くことができてるとか……』
宮舘¦しょ、ぴぃ…/??
向井『せやな、もう舘の中に〝渡辺翔太〟はおらんのやな笑。いい気味や』
宮舘¦イ””ク”ゥ”ゥ”ッッ?!?!❤︎❤︎や”らぁ”ッ、やめひぇ”ッ”ッッ!!??❤︎❤︎
向井『(あとは、向こうでやりあって〝しょっぴーを消してくれ〟たら、俺の望みは叶う)』
宮舘¦ひゃ”ぁッッう”ッ”!?!!❤︎❤︎あへっ”ッ~~ッ”~~~~ッッ?!?!❤︎❤︎”
向井『(それにしても、みんなバカやなぁ、、笑)』
この世界が〝しょっぴーの世界〟やと思い込んでもうてるなんて。
この世界は、〝本体の俺〟が現実逃避するために作った世界で、
しょっぴーを〇して、舘に幻覚を見せて、やっと〝二人だけの世界が完成した〟と思ってたのに…。