前回の続き
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Kn side
阿片はとても怖い、死ぬかと思った、正直前までは死んでもいいと思っていた、弟を殺して自分も追いかけようとも思った、裏社会に入ってから確実に俺は壊れてしまった、幸せを掴むため手段を選ばないような糞野郎にまで成り下がった、弟が此方の世界に来てしまった、その事実を知った時俺は絶望した、なんでだ、何故弟まで血で汚れなきゃ行けない、俺は弟を探すために政府の人間になれた、隣で寝息をかいている彼は俺から離れて何があったのか、この裏社会で何をされたのか、考えただけで反吐が出る。
頼む、頼むから、両親のようにならないでくれ。
辛い。消えたい。死にたい。
俺は相当メンタルがやられていたようで泣き出してしまった。
Kr「……何があったんだよ。」
Kn「俺は、最低なヤツだ、弟を探し出すために多くのヤツらを手にかけて、やっとの思いでシャークんを見付けられたと思ったら覚えてないし、阿片は吸うし、…シャークんは死ぬのか……?」
Kr「……俺が死なせない、だから安心しろ。」
全ては薬のせいでバラバラになった、神でも仏でもいい、幸せな日々を返して。