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「んじゃ、オレ、ルイん家(ち)に昼作りに行ってくる。うたと那緒どうする?」
と保が歌乃と那緒に聞く。3人は大学の2限の講義を終えたところだった。
「保が行くところには私も行くよ」
と言う歌乃。
「うた」
「保」
と見つめ合う2人に
「あ、じゃ、私は帰ります」
帰ろうとする那緒。
「嘘!?なんか予定あんの!?」
「ううん。胃もたれ」
と言う那緒の腕に腕を組み、半ば連行する形でルイの家に向かった。途中で
「あれ?歌乃に芦亜?」
と声をかけられる。歌乃と保が振り返る。
「…あ!鍵輝(きら)?あ!雫!」
「よ」
「うっす」
「…あぁ!亀岳院(きゅうがくいん)と青牙(あおきば)か!」
「そそ」
「うっす」
「うっす」
歌乃と那緒と保と同じ高校の亀岳院鍵輝と青牙雫だった。
「え!ヤバ!なにしてんの!?」
めちゃくちゃテンションの上がる歌乃。
「ん?大学の昼。あてもなく彷徨うかーって話してて」
「なにしてんの」
と笑う歌乃。
「じゃあ昼まだな感じ?」
「おん」
「じゃあさ!一緒に食べん?」
と歌乃が提案すると鍵輝が保と那緒を見て
「え。いいの?」
と歌乃に言う。
「え?あぁ。いや。ひさしぶりの再会よ?ねえ那緒?」
「…あ、うん」
と頷く那緒。
「那緒?…あぁ。那緒って那緒ちゃんか。おひさしぶりです」
「おぉ那緒ちゃん!覚えてるー?雫たんだよー」
「あ、うん。ひさしぶり」
と女子で盛り上がってる様子を見て
「じゃ、ひさしぶりの再会、女子だけで楽しんだらいいよ。オレだけで王子の元へ行ってくるから」
と言う保。
「王子?」
と聞く鍵輝に
「あ、袴田ね」
と言う歌乃。
「あ、るいるいね」
「おぉ、50世ね」
と同時に言う鍵輝と雫。
「なっつ。てか50世って呼んでたの雫だけだったからね」
「いや、世界史で出てきたからさ。ルイが」
「ルイは出てきてないから」
「いや祖先でしょ」
と言う雫に
いや、ルイのお父様はイギリスの方。世界史で出てきたルイはフランスの方
と思う那緒。
「てかあれなんで50世なの?」
「さあ。テキトー?十何世とかはいたし、どこまでいるんかわかんなかったから、テキトーな数言ったった」
とまた高校時代の話で盛り上がる歌乃と鍵輝と雫。
「んじゃ。オレはそのルイ50世のとこ行ってくるわ」
と歩き出す保。那緒は正直迷った。そもそもルイに会いたかったし、鍵輝と雫とはあまり話したことがない。
歌乃と仲が良かったから、歌乃と一緒にいるときに少し話したくらい。
なので正直このまま4人でお昼となったら、めちゃくちゃ気まずい。
しかし保と一緒にルイの家に。というのも、せっかく男2人なのに邪魔してしまうという思いがあり、結局
「いやぁ〜。まさか鍵輝と雫と会うとは」
「いや、ほんとまさかだわ」
「運命?」
「運命は保だけだから」
4人でテーブルを囲んでいた。
「てかまだ付き合ってたんだね」
「まだとはなに、まだとは」
「え。だって中学からでしょ?」
「そうよ?」
「長すぎでしょ」
「何年?」
「今年の8月17日で6年」
「長っ」
「キモッ」
「おい!キモいとはなんだ雫!」
「え。6年ってヤバいっしょ。人生の3分の1よ」
と言われて考える歌乃。
「おぉ。すぐ計算できないあたり歌乃だわ」
「うるさい。…19の3。そっか。6年、そうか。スゴッ」
「自画自賛かよ」
「そう考えるとスゴくない?今でさえ人生の3分の1よ?
ってことはこれから一緒にいる時間のほうが長くなるんだよ?」
「わお。別れない気まんまん」
「そりゃそうでしょ!え。鍵輝と雫は?今付き合ってる人とか好きな人いないの?」
と歌乃が聞くと鍵輝が「こちらに」と雫を紹介するようなジェスチャーをする。
「え!いんの!?」
と歌乃が驚くと「いやぁ〜」みたいに照れ照れとする雫。
「マジ!?」
「さーせん」
「え。誰!?高校時代の誰かとか?」
「いや、シンプルに大学で出会った人」
「え。イケメン?」
と鍵輝に聞く歌乃。
「んん〜…。ま。ふつー?カッコいいよりのふつー」
「へえぇ〜。いいね」
「なんだそれ」
と話す中、どこを見るわけでもなく、大きく相槌をするでもなく
ただ話を振られたときに聞いていなかったら白い目で見られるので、しっかり会話内容は聞いてはいた。
「那緒ちゃんは?」
案の定話が振られた。「はい?」という顔をしながらアイスティーをストローで飲む那緒。
「ルイ50世とは」
と鍵輝が言って、「は!?」と思うのと同時にむせた。
「おぉ。だいじょぶ?」
雫が心配する。歌乃も鍵輝も心配する。
「大丈夫大丈夫。ありがとう」
息を整える那緒。
「…。え。なんでルイのことになる、の」
昔から、人付き合いが得意ではなく、歌乃の友達だから悪い人ではないんだろうと思うけど
鍵輝と雫と話し始めた頃は敬語で喋っており、鍵輝と雫から
「タメ語でいいってばー」
と言われたが、どこかかしこまったような喋り方で
歌乃や保、ルイといるときのようなテンションではなく、少し物静かなテンションになる那緒。
「え?だって好きだったでしょ?」
と言う雫に驚いた表情をする那緒。その那緒の表情で笑う鍵輝と雫。
「え。もしかしてバレてないとでも思ってた感じ?」
「え。あ、はい」
「めっさバレバレだったよ?」
「女子はほとんど気づいてたんじゃない?」
と言う鍵輝と雫に
「え。ほんと?」
と歌乃に聞く那緒。
「え。うん。バレてたんじゃん?女子全員に聞いたわけじゃないけど
少なくとも雫と鍵輝は割と初期段階から気づいてたよ」
と言う歌乃に「うんうん」と頷く鍵輝と雫。
そんな2人を見て那緒は「なんということだ」と言わんばかりに頭を抱える。
「中学からなんでしょ?片想い」
と聞く鍵輝に、カッっと歌乃を睨む那緒。
「いや。ま、言ったけど、あれだからね?鍵輝と雫が気づいたって知ったから話しただけで。
あと誰にでもペラペラ話してるわけじゃないから。2人は信頼できると思ったから」
と言う歌乃。雫は「安心して」と言わんばかりに親指を立てて「グー」マークを作り
鍵輝は「言ってないから」と言わんばかりに唇の左端から右端にチャックを閉めるような仕草をする。
もうバレていたということもあって観念し
「はい…。中学のときから片想いです」
と白状する那緒。
「え。1回は告白した感じ?」
と聞く鍵輝に首を横に振る那緒。
「これまたスゴいな。6年も片想いしてるのは」
と言う鍵輝に
「7年です」
と訂正する歌乃。そんな歌乃をカッっと睨む那緒。わざとらしく「ひっ」っと怯えたリアクションをする歌乃。
「マジで?…え。てことは中1からってこと?」
「そそ」
「まあぁ〜、あのビジュアルならしゃーないか」
と納得する雫。
「王子だもんねぇ〜。高校でも王子王子って呼ばれてたし」
と言う鍵輝。
え。そうなんだ
と思う那緒。
「ルイ50世はいつからあんな感じなの?あのぉ〜…なんてーの?」
と悩む雫に
「アンニュイ?」
と言う鍵輝。
「それ。いつからアンニュイニュイ?」
「るいるいアンニュイニュイ」
「お。いいね。いいリズムだね。るいるいアンニュイニュイ」
「いつから」
と言った後、腕を組んで那緒を見る歌乃。
「いつから?」
「割と最初からだったと思う」
「だよね?」
「最初から?」
「最初から」
「え。ルイ50世ってさ、転校生?だよね?」
「んん〜…。いや。ん?転、校、生…。なのか?」
と悩む歌乃に
こないだ話したばっかりじゃん
と思う那緒。
「どうなの?那緒ちゃん」
と雫に聞かれて
「あ、。えぇ〜と。転校生ではないはず」
「あ、そうなの?」
「そうだっけ?」
「私と同じように4月入学だったはずだったんだけど」
と那緒が言うと
「!家庭の事情で5月にずれ込んだんだ!こないだ話してたわ」
と歌乃が思い出し、てへぺろする。
「あ、そうなんだ?じゃあ5月からずっと?」
「そうそう。ほら、覚えてる?高校でルイ、めっちゃイケメン来たって女子が騒いでたじゃん?」
「騒がれてた騒がれてた。てか知ってる?私らが2年に上がったときの1年も騒いでたらしいよ」
「マジで!?ルイすご」
「私らが3年のときの1年も騒いでたし」
「すごすぎでしょ」
女子特有の、脱線はしていないが、隣の線路行っちゃった的な話の流れになる。
「ほら。私らさ?3年ときカフェやったじゃん?」
「したした!もはや懐かしい」
「めっちゃ人来たじゃん」
「来たね」
「あれ袴田の集客力だから」
「え。マジで?」
「マジマジ。文化祭の役割決めあったじゃん?」
「シフト決めとか、キッチンとホールとか」
「そうそうそれ。それで袴田ホールだったの覚えてる?」
と言う鍵輝に
「…」
思い出そうとする歌乃。密かに
バッチリ覚えてる
と思う那緒。
「ま、ホールだったのね?」
歌乃が思い出しそうもなかったので、話を進める鍵輝。
「でも練習でさ?あまりにもメニュー取りがダメダメでさ」
「ルイルイダメダメ?」
「そうそう。ルイルイダメダメで。でキッチンに回したんだけど」
ダメに決まってる
と思う那緒。
「ダメでしょ」
と言う歌乃。
「うん。ホールよりダメだった」
案の定だった。
「でしょうね」
「んで、袴田になにができるか。って考えたときに「あぁ!ビラ配りさせよう」ってなってさ?」
なるほど
と思う那緒。
「なるほど!それはいい集客になるわ」
「そうそう。ま、そのおかげでこっちは忙しかったんだけどね」
「それであんなに忙しかったのか」
「そそ。「あ。この人がオーダー取りに来てくれるのか。なら行こう」みたいなね」
「ま。私でも行くわ」
「そんときに1年生も2年生も来てたわけだよ。袴田目当てに」
「当の本人はいないんだけどね」
「そそ」
もしかしてあのときそうだったのかな
那緒は思い出したことがあった。
〜
それは那緒たちが高校生のときのこと。文化祭当日、那緒は歌乃と保と回っていた。
「あれね。歌乃と芦亜はカップル割り増しでお願いって各クラスにお願いしとくわ」
と雫が言う。
「なんでよ!」
「カップル割りはあるけど、カップル割り増しは聞いたことないわ!」
「はいはい。いってらっしゃーい」
と鍵輝が送り出す。
「さてさてー。どこ行きますかー」
と手作りのパンフレットを片手にどこへ行こうか悩む保。
「てかルイは?」
パンフレットを覗き込みながら、保の顔を見て聞く歌乃。
「あぁ〜。LIMEしたんだけど、既読もつかん。電話もしたんだけど出ないし」
「なにしてんのあの人は。ねぇ?那緒」
「え?あ、うん?」
「せっかく一緒に回ろうってのにねぇ?」
「うぅ〜ん?」
と返事を誤魔化しつつも
たしかにどこにいるんだろう
と思っていた那緒。
「ま、ルイ探しつつ回りますか」
「だねぇ〜。行こっ。那緒ー」
と那緒と腕を組む歌乃。ということで那緒は歌乃と保と回ることになった。
輪投げや出店など様々なところへ行った。中学から仲良しの3人なので楽しかった。
しかし那緒は、どこか歌乃と保のデートの邪魔になっているのではないか。と感じていた。なので途中で
「ごめん。ちょっと疲れたからどっかで休んでる」
と歌乃に声をかけた。
「え。じゃあ私らも」
と言う歌乃に、那緒は首を横に振り
「せっかくなんだから2人で回ってきなよ」
と言った。
「えぇ〜」
と那緒を気遣ってか、少し渋る歌乃に
「ま、割り増しかもしれないけどね」
と冗談を言う那緒。すると歌乃は笑って
「うん。ありがと!じゃ、ちょっと行ってくる。すぐ合流するから!」
と言って保のところへ行く歌乃。手を振る那緒。
さて。1人で休むにしても…
周りを見る。さすがは文化祭といったところか、人がたくさん行き交っている。
中学の友達が来ていたり、保護者が来ていたり。もちろん中には1人で来ている人もいるだろうが
那緒は1人で、人目につくところで休憩するのには抵抗があった。
なので「友達探してるんですー」的な雰囲気を醸し出しながら
1人で休憩しても人目につかなさそうなところを探した。
すると屋上へ行く階段部分は立ち入れないようにビニールの紐で封鎖されていた。
那緒は真面目なほうなのだが、もうここしかないと思い
誰も見ていない瞬間を見計らってビニールの紐を潜って階段を上った。踊り場にはダンボールが置いてあったが
どうやら生徒が立ち入らないようにするために置いた空箱だったらしく
その空箱を崩さないように壁際の隙間を通って踊り場に出た。
屋上に出るための扉の前にも踊り場があり、そこにもダンボールが置かれていた。
屋上って入れないんだっけ
普段来ない場所なので興味本位で階段を上り、屋上へ出る扉の前の踊り場へと行った。
すると足が見えた。ビックリして思わず声を上げそうになる口を押さえる。
口を押さえながらその足の主の顔を見ようと覗き込んだ。
足から長い脚、パンツはうちの制服だと気づいた。腰回り付近にいくと
文化祭のために作ったクラスパーカーの色だと気づいた。
もしかして…
背中にいくと「315(サイコー)
3-B!!」と書かれた文字の周りに
クラス全員の手書きの自分の名前が円になっているデザインがあった。
3-Bのクラスの誰かから借りてるとかじゃない限り、3-Bの生徒だとわかった。
パーカーのフードの先には、綺麗なブロンドの髪が見えた。
やっぱりルイだ
と思った。
こんなところで寝てたのか
そう思って起こさないように踊り場へ上る。
角のほうへいって、角の2面に体を預けるように座る。ルイの顔が見える。
綺麗なブロンドの髪に、綺麗なブロンドの長いまつ毛。半開きの口。綺麗な形の唇。
ただ見ているだけなのにドキッっとする那緒。中学1年から数えて、もう約6年間も近くにいるのに
相変わらず整ってますこと
と思ってしまうほどの美しさだった。
「美術部だったらデッサン、いや、石像作るレベルだよなぁ〜」
誰もいないので本音がダダ漏れの那緒。うっとりである。
「気持ち良さそうに寝てますこと」
まるでファンタジー世界のブロンドの毛並みの猫が寝ているようだった。
その様子を見ていた那緒もだんだんと瞼が重くなっていって、いつのまにか眠っていた。
〜
「歌乃と回ってたら、亀岳院と青牙の根回しか知んないけど、マジでカップル割り増しとかされてさ?
ま、冗談だったんだけどさ。…あ!てかさ、ルイあんときどこいたん?なんしてた?」
ルイの家のリビングでソファーに座り、自分の太ももの上に脚を乗せて、ソファーに寝転がるルイに聞く保。
「ん?」
「オレ結構LIMEしたし、電話もしたんぞ?」
「あぁ〜…。なんか来てたな」
「どこいたん」
「電波の届かないとこ」
「嘘。マジ?そんなとこ学校にあんの?どこ?」
「秘密のトンネル」
「…。は?学校にトンネルなんてなかったろ。嘘乙」
「トンネルは電波入らんのだよ」
「え。そうなん?」
昔の話だけど
と思うルイ。
「じゃあルイはほんとーにトンネルに?」
と言う保に
アホか
と思うが、そんな保のアホなところが好きなルイ。
文化祭か…
そう思ってルイは思い出した。
〜
クラスでカフェをすることになり、ホール担当になったルイだったが
ホールの練習で、オーダーを聞いて、それをキッチンに通すという工程で
オーダーを聞いて、それを書くのがダルいと思ったルイは
暗記でどうにかなるか
と思っていたが、キッチンにオーダーを通すときに
…あれ?なんだっけ
と忘れており、「メモ取れ」と言われメモを取ったが、たとえばオムライスの注文が入ったら「O」と書いて
でも「オムライス」とか「オレンジジュース」とかがあって、結局わからず
ホールができないならキッチンということで、キッチンに変更されたが
ホールができないルイがキッチンをできるはずもなく、クラスのみんなが悩んだ結果
「…3Bでーす。カフェやってまーす」
チラシを配って回ることに。綺麗なブロンドの髪に、綺麗なブロンドの長いまつ毛に
アンニュイといえば聞こえがいいが、瞼さえもダルそうに半開きの目から覗く水色と翠の中間くらいの色の目
脚が長く、スラッっとしたスタイル。そんな人がチラシを配っていたら
「え。ヤバ。見て見て。ちょーカッコいいんだけど」
「ヤバ」
「3Bだって。行ってみる?」
「すいません!貰っていいですか!」
などと少し騒つくレベル。面識のない後輩にたこ焼きを貰ったりしてお腹も膨らみ
眠くなってきた
と思ったルイ。まだチラシは残っていたが休憩することにした。
ただどこで休憩しても注目されるし、クラスに帰っても
亀岳院とかが「チラシ配り終わってないじゃん」とか言ってきそうだしな…
楽な仕事任せてんだから、チラシ配り終わるまで休憩なし。とか言われそうなので
人目につかず、1人でゆっくり休めるところを探した。
そして見つけたのがダンボール置き場となっていた屋上に出る扉の前の踊り場だった。
「穴場」
そう呟いて、上履きを脱いで寝転がる。
「…硬っ…」
と思ったものの、性質は割と猫。寝れてしまった。
しばらくして起きると、近くで体育座りをしたまま、角っこで那緒が眠っていた。
「…」
1人にするのもなぁ〜。とも思ったし、那緒を言い訳にしてもう少しサボれる。とも思った。
なので屋上の扉がある踊り場から、階段を下りたところの踊り場に移動し
誰も来ないように門番、いや、涅槃像として守っていた。
〜
そういえば那緒、いつのまにかいたな
と思い出したルイ。
「てかさ。今年行こうぜ、文化祭」
思いついたようにグッっとルイに距離を詰めて言う保。
「…どこの」
「どこのって、ルビーちゃんのとこに決まってね?去年行ってないじゃん」
「行ってないね」
「後悔するぞ。高校って3年間だけだからな」
と保に言われて
…たしかに
と思うルイ。それを悟られないようにするため
「ま、人によっては3年じゃないけど」
と言う。
「はい嘘ぉ〜。ダウトぉ〜」
と言う保に
アホか
と思うルイ。
文化祭か
と思う那緒とルイだった。
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第18話、一気に読んじゃった!😭💕 那緒のルイへの片想いがもう7年も続いてて、しかも周りにバレバレだったっていうのが切なくて可愛すぎるよ…!! 特に屋上の踊り場で寝てるルイを見つけて「ブロンドの猫みたい」って思ってるところ、完全に恋する乙女の目線で尊すぎる…🥺💖 それにルイも那緒のこと覚えてたんだね!「文化祭か」って2人が同じ思い出をたどるラスト、じんわり来た…。 保のアホなところ好きなルイとか、アンニュイニュイ連呼する鍵輝と雫とか、笑えるところもたくさんで楽しかった! 次、どうなるんだろ…ルイ、那緒の気持ち気づいてるのかな?続きが気になりすぎる〜!🔥
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