TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

ゆり組短編集

一覧ページ

「ゆり組短編集」のメインビジュアル

ゆり組短編集

第1話 - ヒールブーツの理由

370

2024年01月22日

#SnowMan

#BL

#恋愛

#ドラマ

#ゆり組

#だてなべ

ゆず ︎︎𓂃 🐳🧁🎧

シェアする

この作品はいかがでしたか？

370

ゆず ︎︎𓂃 🐳🧁🎧

プロフィール

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール

テラーノベルのスクリーンショット

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

ホーム

検索

通知

本棚

＃ヒールブーツの理由

緑 ) ) … 俺、いつも思うんだけどさ、

突然、阿部が話し始めた。

雑誌撮影の合間で、楽屋には俺と阿部の2人だけだった。

赤 ) ) なに、？

続き、気になるんだけど、笑

緑 ) ) 舘さんってさ、四六時中ブーツじゃん？

しかも、くっそ高いヒールの。

赤 ) ) 四六時中ではないけど … 、笑

緑 ) ) なんでそんなにブーツにこだわるのかなーって笑

赤 ) ) こだわる理由、ねぇ … 、

何気に初めて聞かれたかもしれない。

まあ、明確な理由が1つだけあるんだけど。

それは、

俺より年が一個上で、

俺より身長はちょっと低くて、

俺よりずっとずっと、可愛い人のため。

赤 ) ) … 上目遣い、見たいからね。

緑 ) ) … 上目遣い、？？

赤 ) ) あと、ちょっとでも

かっこよく、身長高くなりたいからね。笑

緑 ) ) えぇ … ？どゆこと、、

赤 ) ) 好きな子の上目遣いって、可愛いじゃん？笑

緑 ) ) まあそりゃあ、佐久間だって … 、、あぁ！

赤 ) ) さすが阿部、わかったでしょ笑

阿部は大きく頷くと、満足げに別室へ移動して行った。

数分後、扉が開くと、

いつものように白Tとサンダルを履いた翔太がいた。

赤 ) ) 翔太、おはよう

青 ) ) はよ、、

赤 ) ) 眠そーだね笑

青 ) ) るせっ、笑

荷物を置いた翔太が、俺の隣に座ろうとした。

その直前に立ち止まった翔太は

なにを思ったのか、俺にこう言った。

青 ) ) … ちょ、立ってみて

赤 ) ) え、急に？

青 ) ) いいから、ほら

言われるがままにその場で立ってみる。

青 ) ) … 身長、また伸びた？

赤 ) ) あーまあ、多少は？

青 ) ) ふーん、？

翔太はちょっとしてから俺を座らせて、

その横にちょこんと座った。

やっぱり可愛い、上目遣い。

ちょっとだけ背伸びしてたの、気づいてるよ。

これだからブーツはやめらんない。