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花の月燃えゆ

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花の月燃えゆ

5 - 誘拐された貴婦人

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2024年11月10日

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正宗の事務員に執事がやって来た。

「脅迫状が来まして…。」

「マダムは誘拐した一億用意しろ。」

「いつ頃送られて来ましたか?」

花江は聞いた。

「昨晩の9時です。」

「屋敷に案内して下さいませんか?」二人は屋敷に向かった。

「マダムが誘拐された場所は此処ですね。」正宗は足跡を探る。

「犯人はマダムを恨んでる人物でしょうか?」

「何人かクビになって…。」

執事は思い詰めらたように言った。

「マダムは短気だったのですか。」

「はい…わたくしもやられました。」

「身代金は一億十分用意できますよ。」

「確かにそうだね。」二人はくまなく辺りを探す。

「先生マダムの写真がありました。」

「傲慢そうなマダムだ。」

「わたくしは一億を出してきます。」執事は金庫に向かった。

「あの執事怪しくないですか。」

「決めつけるのはまだ早いが…。」正宗はそう言って執事を尾行をした。

「先生キョロキョロしてますよ。」

「身代金受け渡しの様子も見よう。」

「はい。」執事はジープに乗り何処かに行った。

「追うぞ。」

「受け渡しに行ったのかも。」

二人は後を追うように尾行した。

「金は持って来たか?」

「ああ。」執事は謎の男に渡してジープに乗った。

「仲間に違いない。」

「私警察に言いますね。」花江は電話ボックスに向かい正宗はアジトに向かった。

「あんたたちこんなことをして!」マダムは拘束されていた。

「もしもし警察ですか実は誘拐事件の依頼人が共謀してまして。」花江は事情を話した。

「お前が俺たちをクビにしたかだろ。」マダムが殺されかけた瞬間正宗はアジトに着いた。

「待ちなさいこんなことをしても無意味だ!」

「何だと!」男は鉄パイプで正宗に殴りかかる。

「先生!警察が来ました。」花江が警察を連れてきた。

「クソッ…。」依頼人の執事も共犯で逮捕された。

「あなたのお陰よ。」

「マダム人材を大切にでは。」

正宗は言葉を捨てて花江とホテルに向かった。

「先生も人の事言えませんよ。」

「さぁ楽しもうか。」二人は部屋に入り行為を楽しんだ。

「はぁ…はぁ…。」

「先生…あっ…。」

正宗は激しく腰を揺らす。

「ん…。」

「花江…沢山出たね。」

「久しぶりにできて良かったですわ。」

花江は正宗にキスをしてホテルを出た。



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