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ツンデレか?可愛いかよ♡
うわぁぁあ !! 最高です !!! 続き待ってます 👐🏻💞
yaくんツンデレっぽくてめちゃすき🫣💕 urさんもデレデレで可愛すぎる(◜ᴗ◝ )🫶 テスト勉強のはげみになりますね!!!! まじでありがとうございます🤟💞
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ur「おはよう、etさん!!」
大きく手を振って挨拶をする。
彼女はetさん。
綺麗な橙色の鱗は、どこでも目立つ。
et「おはよ〜!!」
etさんは、すい〜っとこちらに向かって、
泳ぎ、止まれば、綺麗な髪の毛がふよふよと
靡く。
ur「昨日ね!!yaがね!!」
et「はいはい、楽しそうね (( 笑」
ur「本当に楽しいんだよ!!」
必死にyaの話を聞かせる。
俺の話し相手だ。
ur「今日もね、約束したんだ〜」
et「そっか、良かったね (( 笑」
時間になって、俺は海面へと向かう。
海から、顔を出して、いつもの岩を見る。
yaは見当たらない。
まだ来ていないのだろうか。
俺は、陸地へと近づき、手をついて、上半身を
出した。
きょろきょろと周りを見ても、気配すらない。
ur「…いない、」
俺は、砂浜に身体を倒した。
空を見上げた。
この空は海の中で見るのと違う。
とてもいい気分だ。
そんな時。
mb「ん?大丈夫か!!」
yaとは違う、勇者がこちらに向かってきた。
俺は、ばっと身体を起こす。
yaの知り合いなのかな。
mb「…に、人魚…??」
ur「yaの知り合いか?」
その時、勇者は俺に剣を向けた。
鋭く光る刃が俺の首に当たる。
ur「……ぇ、」
mb「人魚は高価で売れるんだよな…」
mb「大人しく着いてきて貰おうか?」
勇者は、ポケットから大きな袋を取り出して、
俺の前に置いた。
中に水を少し入れて、俺に入れと命令した。
反抗すれば、剣で切られるのだろう。
ur「…ッ、、、、ッ」
mb「いい子だ…怖くはないぞ」
ゆっくりと袋に入る。
身体が震えた。
yaに会いたいって心いっぱい思った。
人間は全員優しいわけじゃない。
何回も言われてたのに。
ya「おい、そいつは俺のものだ」
外から、yaの声が聞こえたと思ったら、
袋から出された。
恐る恐る目を開けば、yaが居た。
さっきの人は居なかった。
ya「全く、何ヘマしてるんだよ」
ur「ya…ッ、、、」
yaは優しく俺を海に戻してくれた。
そして、またいつもの岩に腰をかけた。
ya「ほんとお前は無防備だよな」
ur「yaが守ってくれるもん」
ya「誰がお前なんかを?」
ur「……ッ、」
いつもなら、笑ってられるのに、
今日は何故か笑えない。
それよりも、身体がぶるぶると震えて怖い。
ya、助けてくれないのかな。
ur「…」
ya「…まあ、」
ya「俺が助けたい時は助けるかもな」
yaは俺に向かって、果実を投げた。
美味しそうな、桃色の果実。
ur「……、!」
ya「今日は帰りな、気をつけろよ」
ur「また明日も会おうね!!」
ya「会えたらね」
そして、いつも通りに海の中へと潜る。
今日はいつもより早いので、家に直行した。
果実はしっかりと持ってる。
また明日。