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花奈   「 ねぇ、1個だけ教えて。


なんで追い出したの?  」



五条   「 あぁ、それね。  」






〔 五条side 〕





彼奴を追い出した日まで遡る。






伊地知   「 お疲れ様でした。明日の朝また迎えに来ます。では、 」















はぁ、疲れたぁ。




次から次へと任務入れやがって、僕だって人間だっつ〜の。














そんな体力が続くわけでも病まないわけでもないんだよ。




















五条   「 ただいま〜 」



花奈   「 おかえり〜 」






















此奴見ると疲れが和らぐなぁ、






猫みたい。
















五条   「 じゅうでーん 」




花奈   「 おも、 」












失礼な奴。僕の場合筋肉だし、←




はぁ、チビのおかげですごい体制がフィットする。














疲れ吹っ飛ぶ〜、



















花奈   「 あ!ねぇ、五条 」



五条   「 ん?なに? 」















やべぇ、このまま寝れそ〜。















花奈   「 当主様様が来いって言ってたよ 」




五条   「 ……………。 」


















なにって要件を聞いたものの、まさか親父の呼び出しかよ。












嫌な予感しかしない。

















五条   「 チッ、 」











めんどくせぇ、















そう思いながら、いやいや部屋に向かう。












五条   「  私です。 」



当主   「  入れ、 」















五条   「 私になにか? 」



当主   「 ……………。 」

















呼び出しといて沈黙やめろよな。






















当主   「 あれからどうだ。花奈殿との生活は、 」



五条   「 そうですね、もう疲れる毎日です。 ですg________ 、  」



当主   「 そうか、ならいい。 」






喋ってる途中に喋るなよ、!





ほんと、自分勝手な親父だぜ。


















当主   「  最近、花奈殿の呪力が減りつつある。  」



五条   「 !? 」













気づいてたのかよ。






目のことがあってから、呪力が徐々に減っていってる。


そのことはだいぶ前から気づいてた。







だが、あえてそれには触れなかった。いや、触れちゃいけなかった。



それは彼奴にとって、いい条件ではないと思ったから。












当主   「 最初見た時は、私が見込んだほどの顔付きだったが、喋ってみれば汚物程の下品な子供。 」




五条   「 …………… 。 」





当主   「 花奈殿との許嫁の条件は知っているだろ、花空眼と六眼を持ち合わせた子供を作る。それだけだ、



だが、右目が消失したことによって、それはもう叶わないこととなった。


1000年以上 の年月をかけ、やっと2人が揃ったと言うのに。

どこまでも足を引っ張る小娘に過ぎなかったな、 」



五条   「 …….、 」













抑えろ、俺。




怒りを抑えるため、拳に力をいれる。
















五条   「 それで私に言いたいことは? 」




当主   「 ……………架坂花奈を殺れ。 」





















五条   「 …………………………は? 」






” 呪い ” ってこういうこと 。

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