コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
花奈 「 ねぇ、1個だけ教えて。
なんで追い出したの? 」
五条 「 あぁ、それね。 」
〔 五条side 〕
彼奴を追い出した日まで遡る。
伊地知 「 お疲れ様でした。明日の朝また迎えに来ます。では、 」
はぁ、疲れたぁ。
次から次へと任務入れやがって、僕だって人間だっつ〜の。
そんな体力が続くわけでも病まないわけでもないんだよ。
五条 「 ただいま〜 」
花奈 「 おかえり〜 」
此奴見ると疲れが和らぐなぁ、
猫みたい。
五条 「 じゅうでーん 」
花奈 「 おも、 」
失礼な奴。僕の場合筋肉だし、←
はぁ、チビのおかげですごい体制がフィットする。
疲れ吹っ飛ぶ〜、
花奈 「 あ!ねぇ、五条 」
五条 「 ん?なに? 」
やべぇ、このまま寝れそ〜。
花奈 「 当主様様が来いって言ってたよ 」
五条 「 ……………。 」
なにって要件を聞いたものの、まさか親父の呼び出しかよ。
嫌な予感しかしない。
五条 「 チッ、 」
めんどくせぇ、
そう思いながら、いやいや部屋に向かう。
五条 「 私です。 」
当主 「 入れ、 」
五条 「 私になにか? 」
当主 「 ……………。 」
呼び出しといて沈黙やめろよな。
当主 「 あれからどうだ。花奈殿との生活は、 」
五条 「 そうですね、もう疲れる毎日です。 ですg________ 、 」
当主 「 そうか、ならいい。 」
喋ってる途中に喋るなよ、!
ほんと、自分勝手な親父だぜ。
当主 「 最近、花奈殿の呪力が減りつつある。 」
五条 「 !? 」
気づいてたのかよ。
目のことがあってから、呪力が徐々に減っていってる。
そのことはだいぶ前から気づいてた。
だが、あえてそれには触れなかった。いや、触れちゃいけなかった。
それは彼奴にとって、いい条件ではないと思ったから。
当主 「 最初見た時は、私が見込んだほどの顔付きだったが、喋ってみれば汚物程の下品な子供。 」
五条 「 …………… 。 」
当主 「 花奈殿との許嫁の条件は知っているだろ、花空眼と六眼を持ち合わせた子供を作る。それだけだ、
だが、右目が消失したことによって、それはもう叶わないこととなった。
1000年以上 の年月をかけ、やっと2人が揃ったと言うのに。
どこまでも足を引っ張る小娘に過ぎなかったな、 」
五条 「 …….、 」
抑えろ、俺。
怒りを抑えるため、拳に力をいれる。
五条 「 それで私に言いたいことは? 」
当主 「 ……………架坂花奈を殺れ。 」
五条 「 …………………………は? 」