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「──や、だぁ……っ♡ ぐすっ…うぇ…っ」
俺──一ノ瀬四季は与えられる『快楽』という暴力に堪らず泣きだしてしまう。後ろからチャラ先──京夜に首筋を柔く噛まれ、尻の穴をチャラ先のでかいちんこで抉るように突かれ続けていた。躾けられた身体は少しの刺激でも快感を拾ってしまって、ぽろぽろと次から次へと溢れ出る涙が握りしめたシーツの上へ落ちていく。
「泣くな、四季」
「ぅ、え……んっ、んむ…っ♡」
零れた涙を向かいにいたムダ先──無陀野に舐めとられたかと思うと、唇を塞がれて舌を絡ませられてしまう。ムダ先にキス、されると頭がぼーっとしてきて何も考えられなくなる……♡
現れてしまった草食性の動物であるうさぎ特有の長い耳が自然に垂れてきて気持良すぎてぴる、ぴると震えるのが分かる♡
「随分ヨさそうだな? 一ノ瀬ェ」
「や、?!♡ あっ♡ ん、ん〜〜っ♡」
「……っ、真澄」
「はっ、いいザマだな」
うさ耳をかり…♡ と真澄隊長に牙を立てられた感覚で、思わず絡ませていたムダ先の舌を噛んでしまった。潤んだ視界の中でムダ先を見ると、口端に血がついていたのに気がついてサーッと血の気が引いた。
「……ぁっ、むだせん…ごめんなさ…っ」
「大丈夫だ。ちょっかいかけた真澄が悪い」
「あ? テメェが一ノ瀬を占領すっからだろが」
グルル、とムダ先と真澄隊長の喉が小さく唸る。二人とも肉食性の動物だからか、こうやって威嚇行動で唸り声を上げられるとうさぎの俺はビビり散らかして逃げたくなる……。だって怖ェし。
「ちょっとぉ〜。俺のこと忘れないでね?」
「ひゃ、ぁんっ?!♡」
「あは♡ 四季君、ダノッチとまっすー怖かった? 俺のきゅう♡ きゅう♡ 締めつけてたよ…♡」
「あっ♡ ぁ♡ や、きょやさ…っ♡♡ うごいちゃ、やぁあ…っ♡」
ぱんっ♡ ぱんっ♡ ぱんっ♡
自分がいる事を忘れるなっていう感じで、後ろから突っ込んでいたチャラ先…ううん、京夜さんの動きが激しくなる♡ ぱちゅ♡ ぱちゅ♡ って叩くような音の中にくちゅ♡ くちゅ♡ ってえっちな水音が混ざってる…♡ きっと、さっきまで入ってたムダ先……な、無人さんの…せーえきだ♡
「ぁ゛♡ あ゛ぁ〜っ…♡ ら、め…♡ これいじょ…きもちくなっちゃ…っ♡♡」
「……いーよ。俺たち、気持ちよくなってぐずぐずになっちゃった四季君もだーいすきだから♡」
首筋に顔を埋められて囁かれた声にぴく♡ ぴく♡ ってうさ耳が跳ねる。京夜さんのえっちな声、好き…♡ それに、京夜さんのふさふさの尻尾で慰めるように包まれて擽ったい。
「いつまで意地張ってんだか。テメェはとっとと堕ちて来ればいいんだよ」
「真澄や京夜の言うとおりだ。どんなお前でも俺たちは愛してやる」
「……あっ……♡」
真澄さんは鼻先と鼻先をくっつけながら頭を押しつけて猫科特有の長い尾をしゅるり、と手に絡ませてきた。無人さんはいつもと変わらない冷静な表情と声音だけど、ぱさぱさと左右に揺れる尾がシーツを叩いている。俺よりずっと大人な三人が可愛くて、好きでしょうがなくて、ついに俺は──。
「ぅ、ん…♡ おれ♡ すき♡ 無人さんも、真澄さんも、京夜さんも…みんな、すきっ♡♡」
もう、何も考えられない♡♡ だって、俺、うさぎだもん♡ うさぎ性の人間ってえっちなこと大好きで、いつもムラムラしてるの隠してんだよ……っ♡ つまり、人一倍性欲が強いってこと。だけど、そんじょそこらで発情してたらダメだから抑えてたのに♡ この大人たちは我慢しなくていいって言ってくれるんだ♡♡♡
「──もう…っ♡ きもちいのがまんしないっ♡ もっとおれのこと、たべて…ぇ♡♡♡」
ゆる♡ ゆる♡ と自分から腰を動かしてっ♡ 京夜さんのちんこでオナる♡ あっ♡ あ♡ これ♡ ごりごりっ♡ いいトコ当たって……
「ふふ、自分で気持ちいいところ見つけられてえらいね? …でも、四季君の好きなとこはココ、でしょ?」
「んぉ゛ッ?!♡♡」
ばぢゅッ、ん♡♡♡ ……ぐ、ぽ♡
「ぉ゛ッ……♡」
自分のペースでいいトコに当ててたら、京夜さんがいきなり腰突き出してきて俺の腹からしちゃいけない音がした♡ 目の前がちかちか、って明滅して開けた口から舌がしまえないくらいの衝撃。
「はっ、だらしねえ面だなあ? かわいいぜ。一ノ瀬」
「ぁえっ♡ ま、ふみひゃ……♡」
垂れた舌を真澄さんの指に挟まれてさらに伸ばされる♡ 舌をすりすり撫でられて涎がぽたり、と落ちた。全身性感帯みたいになってるから舌を触られてるだけでもぴく、ぴく腰が疼く…♡
「んあぁッ♡♡ ぁ、えっ♡ まふみひゃ♡ した♡ べろ、きもひぃ…っ♡♡」
「そうかよ。じゃ、テメェが好きなベロチューもしてやんよ」
「あ、ンん…♡ ん…♡ ん…♡」
「あー! まっすー、ずるーい! はぁ…後背位バックでやるんじゃなかった…俺も四季君とちゅーしたい〜…」
真澄さんのざらざら♡ したべろで、口ン中をめちゃくちゃにされる♡ きもち…っ♡ 上も下もきもちいい〜……♡♡
「ン!♡ んんッ♡♡?!」
ぴゅっ♡ ぴゅく♡
真澄さんのちゅーに夢中になってたらじゅこ♡ じゅこっ♡ って俺のちんこを勢いよくしごかれた♡♡ 無人さんのおっきぃ手で♡ 搾りだすようにしごかれるの♡ やば、ぃぃ…っ♡♡
「ぉ♡ ほォ゛…ッ♡ ぜん、ぶ♡ いっしょ♡ だ、めぇぇ…ッ♡♡♡」
あ♡ あ♡ これ♡ だめなやつくる♡♡ 潮じゃなくて♡ おしっこ♡ おしっこでちゃう♡ ……も、だめ…♡♡
ぷしッ♡ しょわ♡ しょわ♡ しょわ…♡♡
「ぁ…♡ ぁ…♡ ……♡♡♡」
べしゃ、って力が抜けて…♡ びちゃびちゃになったシーツに倒れ込む…♡ ちょうど、京夜さんのちんぽも抜けちゃって…♡ 背中に熱いのをかけられた♡♡
ぜぇぜぇと全速力で走った後みたいに乱れた呼吸を整えてると、京夜さんが俺のほっぺをぺろぺろしてくれる…♡
「いっぱい出たね…♡ 四季君がんばったね。いいこ♡」
ついでに髪と耳をグルーミングするようにぺろぺろされてくすぐったくて身をよじる。
「……ぁ。ますみさん…」
ふと真澄さんの方を見ると、股間にテントが…♡ そういや、今日はまだ真澄さんのちんぽ…♡ もらってない♡♡
「ますみさん…♡ ちんぽ、なめる…♡」
「あ? 挿れさせてくんねえのかよ」
「ちょっと、きゅうけー……」
「絶対ェ寝るだろお前。……まあしょうがねえか。俺は優しーからな。フェラで我慢してやんよ」
ほらよ、と出された真澄さんのちんぽに近づいてちゅう♡ ちゅう♡ する…♡ 真澄さんのとげちんぽ♡ に突かれるの、気持ちよすぎてトんじゃうから、ぺろぺろでがまん…♡
「ダノッチー。四季君もう限界みたいだけど」
「……そうだな。さすがにやり過ぎたか」
「バカどもが。テメーらがパコパコし過ぎっから、俺は挿れられてねーじゃねえか。この駄犬ども」
「ごめんって!」
「次は真澄が最初だな」
「ったりめーだろーが。……はッ、一ノ瀬、出すぞ…?」
「ん♡ だひて♡♡」
「……ッ、ふ……」
無人さんたちが話してる間もじゅぽ♡ じゅぽ♡ ごほーし♡ してたら真澄さんも限界みたい♡ あーん♡ と迎え舌でびゅっ♡ びゅ♡ 出る真澄さんのせーえき♡ を受けとめる♡♡
「……♡♡♡」
「は、淫乱」
そう言いながら頭なでなで♡ してくれる真澄さん…♡ すき♡ 無人さんと京夜さんも、みんなすき♡ えっちな俺の全部を受け入れてくれるし♡
「四季君」
「四季」
「一ノ瀬」
「ん……♡」
無人さん、真澄さん、京夜さん…──ちゃんと、俺を
たべてね…♡
***
「どうだ?」
「もーぐっすり。ほんと可愛いよねぇ。──食べちゃいたいくらい♡」
「京夜が言うと冗談に聞こえねえな」
「それ、ここの三人に言えることだからね?」
「違いねえ」
疲れ果てて寝ている四季を三人の獣が囲い座る。真澄の黒い尾が寝ている四季の腕に絡み、無陀野の武骨な手が四季の髪を梳き、京夜が四季のうさ耳を柔く食む。結局は、この子兎が可愛くて可愛くて仕方ないのだ。
うさぎ性の人間は定期的に性欲を発散させないとストレスで攻撃的になってしまう。四季は周りに迷惑をかけまいと、一人で抱え込もうとしたのを無陀野がいち早く気づいた。──そこで、その性欲を発散させる方法として、無陀野たち同期組が一肌脱いだと言うことだ。幸いにも三人とも四季のことは大好きで、四季も甘えられる大人ということでとてもよく懐いていた。それならば、と三人と恋人になる歪な関係を四季につけ込んで享受させた悪い大人たちである。
「でも、そのために外堀り埋めてったようなもんだよね、俺たち」
「無陀野が一番、必死こいてたな」
「当たり前だろう。そこまでしなければこいつは堕ちてこない」
獣を手玉に取る、当の子兎はすやすやと安らかに眠りこけていたのだった。