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絶対辰哉
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#岩本照
絶対辰哉
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同居生活、一か月。
休日の夜。
夕飯を食べ終えた二人は、リビングでのんびりしていた。
💜「はぁー、お腹いっぱい」
💛「食べすぎ」
💜「照のご飯美味しいから」
💛「そういうことにしとく」
テレビでは映画が流れている。
何となく二人とも見始めた。
────────
三十分後。
💜「……」
💛「……」
静かだ。
辰哉はソファにもたれたまま、うとうとし始める。
💛「眠いなら部屋行けば?」
返事がない。
照が隣を見ると。
💜「……すぅ」
寝ていた。
💛「早いな」
映画はまだ半分も終わっていない。
照は小さく笑い、そのままテレビを見続けた。
────────
一時間後。
映画が終わる。
照も立ち上がろうとしたが、辰哉はソファを広く使って眠っている。
💛「……」
右へ転がる。
左へ転がる。
完全にソファを占領していた。
💛「辰哉」
💜「……ん」
💛「部屋で寝ろ」
💜「やだ」
💛「なんで」
💜「眠い」
💛「だから部屋」
💜「ここがいい……」
そう言って、また眠ってしまう。
💛「自由すぎるだろ」
────────
照は困ったように頭をかく。
起こすか。
そのままにするか。
少し悩んでから、クローゼットへ向かった。
毛布を一枚持ってくる。
💛「風邪ひくなよ」
そっと辰哉へ掛ける。
すると。
💜「……ありがと」
寝ぼけながら小さく呟いた。
💛「起きてたのか」
💜「半分……」
💛「部屋」
💜「あと十分」
💛「その十分信用できない」
辰哉はくすっと笑った。
────────
翌朝。
照がリビングへ行くと、辰哉はまだソファで丸くなって寝ていた。
💛「結局ここで寝たのか」
その時。
辰哉がゆっくり目を開ける。
💜「……おはよ」
💛「おはよう」
💜「あれ」
毛布を見つめる。
💜「照が掛けてくれた?」
💛「寒そうだったから」
辰哉は少し照れくさそうに笑う。
💜「ありがと」
💛「次からは部屋で寝ろ」
💜「努力します」
💛「努力じゃなくて実行」
💜「はいはい」
笑いながらキッチンへ向かう辰哉。
その後ろ姿を見て、照も小さく笑った。
同居生活はまだ一か月。
少しずつ、お互いを気遣うことが当たり前になり始めていた。
コメント
2件
これでこそいわふか!夫婦! 最高!💛💜
みぅです🖤🥀 第8話、すごく良かった……✨ 「自由すぎるだろ」って言いながら毛布を掛けてあげる照くんの優しさ、めっちゃ沁みた。寝ぼけながら「ありがと」って言う辰哉くんも可愛すぎて、心臓がきゅってなったよ……!まだ一ヶ月だけど、無意識に気遣い合ってる感じがすごく自然で、この距離感がたまらないなって思いました。続き、絶対読みたいです🖤