テラーノベル
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同居生活、一か月と少し。
平日の夜。
珍しく照の帰りが遅かった。
時計は九時半。
辰哉はリビングを何度も行ったり来たりしていた。
💜「遅いな……」
仕事が忙しいと言っていた。
だから心配する必要はない。
そう思っていても、玄関の方が気になってしまう。
その時。
ガチャ。
💛「ただいま」
💜「おかえり!」
思わず大きな声が出た。
照は少し驚いたように笑う。
💛「そんなびっくりする?」
💜「いや、遅かったから」
💛「会議長引いただけ」
💜「そっか」
その一言で安心した自分に、辰哉は少しだけ不思議な気持ちになった。
────────
照はネクタイを緩めながらソファに座る。
💛「疲れた……」
💜「珍しい」
💛「今日はさすがに」
いつもは弱音を吐かない照。
そんな照が疲れたと言うのを、辰哉は初めて聞いた。
💜「ご飯温め直すね」
💛「ありがと」
電子レンジが回り始める。
辰哉は何気なく照を見る。
目の下には少しだけ疲れが見えていた。
────────
夕飯を食べ終えた照は、コップに水を注ぐ。
その手が少しだけ止まった。
💜「照?」
💛「ん?」
💜「今日、ほんとに大丈夫?」
照は笑って頷く。
💛「寝れば治る」
💜「無理しないでよ」
💛「してない」
💜「してる人ってみんなそう言うんだよ」
照は思わず笑ってしまう。
💛「そんなに心配?」
辰哉は一瞬言葉に詰まる。
💜「……同居人だから」
少しだけ目を逸らして答えた。
照もそれ以上は何も言わなかった。
でも。
その言葉が少し嬉しかった。
────────
翌朝。
照が目を覚ますと、キッチンから物音が聞こえた。
💛「……?」
リビングへ行く。
そこにはエプロン姿の辰哉。
💜「あ」
💛「何してる」
💜「朝ご飯」
💛「え?」
💜「昨日疲れてたじゃん」
フライパンの上では、少し焦げた卵焼きが焼かれている。
💜「見た目はあれだけど」
💜「頑張った」
照はしばらく卵焼きを見つめる。
形は少し崩れていた。
焦げてもいた。
でも。
💛「……ありがとう」
辰哉はほっとしたように笑う。
💜「味は保証しない」
💛「食べる」
一口。
少ししょっぱかった。
でも照は何も言わずに食べる。
💜「……どう?」
💛「うまい」
💜「嘘」
💛「本当」
💜「絶対気使ってる」
💛「辰哉が作ってくれたから」
その言葉に、今度は辰哉が照れてしまった。
💜「……次はもうちょっと練習する」
💛「期待してる」
朝日が差し込むリビング。
二人で食べる少し不格好な朝ご飯は、なぜかいつもより温かく感じられた。
#Snow Man
junp
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コメント
7件
いいねぇ、わかってきてるやん!半年は短いことを!!
fkさんiwさんのために朝ごはん作るはさすがに可愛い‥笑 ときめいちゃうじゃないですかぁ! 尊すぎる😇😇
料理苦手な人が相手のために頑張って料理するのが一番キュンキュンするんだよねぇ〜💛💜