この小説は一切ご本人様に関係ありません。
zm×rb
⚠暴力表現⚠
⚠監禁表現⚠
わんく
r「っイ”だぃッ、!いやだぁ”ぞむッ‼ゃだッぁ”ッ!!」
z「ッヂ…うッせェなぁ”ッ!やッたら最初っから言う事聞いとけやグズッ!」
r「ッう”ぅ”、ッ!!ごめっ…ごめんな”さッ…ぅ、あ”…っ!」
薄暗く、冷たい空気に包まれながら腹部や顔を何度も殴られる。痛い、苦しい、辛い、逃げたい、そんな事ばかりが俺の脳内を駆け巡る。ここに監禁されてからもう何年経つだろう、こんな筈じゃ…こんな風に苦しむ筈では…。
反抗して殴られては手当てされの繰り返し。何故こんな風になってしまったんだろうか…、今の俺では何も考えられなかった。彼の気に障らない様に日々顔色を伺い、辛くならない様に必死に自分に嘘を付いた。
r「ぐすッ…ごめんなさぁ”…っ、もうせぇへんからぁ…っ!痛いのいややぁ”…ッ…。」
z「っチ”……、」
冷たい床に視線を合わせ、その場で踞っている俺の前髪を乱暴に掴み、無理矢理視線を合わされた。そしてボロボロと涙を流している俺を数秒程見詰めていた、俺はその数秒間がとても長く、怖く感じた。
そして数秒程見詰めた後、ニィ…と口角を上げ俺の冷たい頬に優しく口付けをした。そして掴んでいた俺の前髪から手を離すと同時に立ち上がり、その場から去って行った。
r「っ……はぁ”…、!」
俺はロボロ、もうここに居て半年はとっくに過ぎとると思っとる。俺はアイツ…いや、ゾムに監禁されておまけに暴力まで振るわれとる。どうやったらここを出られるのか…、日々悶々とそんな事ばかり考えていた。
俺とゾムの関係は恋人…だった。でも今やこんな風になってもうた、何が原因で、何故こうなったかも俺には理解出来なかった。気付いたらこんな事に……。
r「……ぃたい…、さむぃ……。」
ここずっと暴力を振るわれ、おまけにお仕置きやーとか言われて飯も出されへん時があった。言わずもがなそんな事をされたら栄養もロクに取れん筈で、ここ最近強い寒気が続いとる。
ここはどうやらゾムの地下室らしく、出ようもんなら音がすんごい響くもんやから速攻でバレてボコボコにされる。幸いにも、鎖等は繋がれておらず地下室内では自由が利いとった。地下室内だけ…久しぶりに日光浴びたいなぁ…。
ガチャッ
z「ろぼろ―♡久しぶりの飯やで―。」
r「っ”…、!」
先程までとは打って違って機嫌良さげな恋人が飯を持って来てくれた。地下室なだけあって、辺り一面はまっさらで床に茶碗やらを置いて食う感じやった。
目の前に久しぶりの飯が来て俺は少し胸が高鳴った。それと同時にゾムの妙な機嫌の良さに俺は少し警戒する。だが今の空腹には勝てず、ゾムが作ったであろう飯に齧り付いた。
z「美味いかぁ?ロボロ。」
r「っ…ぅ、美味い…。美味いで…ぞむ…。」
z「せやんなぁ、2日ぶりの飯やもんな―♡」
俺の頭を撫でながらそんな事を口にするゾムに俺は少し恐怖を抱く。2日…まだマシな方だ、俺がこれまで経験した上では余裕で1週間ちょい飯抜きで過ごした日々もあった。
そん時はホンマに死ぬか思たわ。あぁ、俺飢えて死ぬのかって半分受け入れとった位やし。まだ2日はマシな方や、とにかくコイツの機嫌良くせな…。
r「ぅ…っ美味いよ、!美味い、これゾムの手作りやろ?」
z「そうやでっ!やっぱロボロお前舌ええな―!!流石やわぁ、♡」
r「ぉ…おう、!俺…ゾムの事好きやから。」
z「っ…!♡へぇ―…嬉しい事言うてくれるやん…♡」
お前の機嫌損なわない為の必死な俺の嘘に 騙されんのかコイツは。とことん俺の事好きなんやな…いや、好き超えとるんかコイツの場合…。でも、コイツの作る飯普通に美味いし…。何かその面に関しては悪く思えへんのよな…。
俺はゾムの手作りの飯を食い終われば律儀に両手を合わせ、ご馳走様と呟く。そして再び自分の頭部に温もりを感じる。
z「完食偉いなぁ、♡流石ロボロや。」
r「え…へへぇ…ありがとう…な…。」
z「じゃ、お椀とか片付けてくるから”大人しく”待っといてな♡」
r「っ…おう…」
そう俺の相槌を耳にゾムは俺の食器を両手に持ちまた去って行った。こんな所で監禁され、大人しく指示に従う方がイカれているだろう。俺は必死にここから出る策を考える。
どうここから出れば良いのだろうか…、頭を使ってずる賢く?ゾムを撃退して警察に駆け込むか…?いや、いっそ正面突破の方が……
z「ロボロ!!」
r「ッへ、!?」
z「も―…何ボーッとしとんねん。これから遊ぼ言うとるやろ。」
r「ぇ…ぁ、まぁ…ええけど……。」
アカン、出る事を必死に考えとったからか全然ゾムに気付かんかった…。とにかく、ゾムの機嫌を最優先にせな。また何かされてからじゃ脱出が困難になってまう…。
遊びか…、こんな何も無い所で遊ぶ事なんてあるか…?いや全くと言ってええ程無いな、一応警戒だけはしておかな…。
z「じゃあ、ロボロ。服、脱いで」
r「…は?」
z「え?なに?脱いでや?早く」
r「ぇ…いや…、脱いで何するん、?別に…俺が脱いだって何も…」
俺がそう続きを言おうとした次の瞬間、先程まで平穏だった空間にドンッ、と何かを叩く音が響く。その音は重々しく、まるで俺から全てを抜き去って行く様な感覚だった。
どうやらゾムが壁を叩いたらしい、自分の横を見るとゾムの拳が直ぐそこにあった。血の気が引いて行く俺に対してゾムは怒りもせず、先程と同じ笑顔で俺に再び話し掛ける。
z「…脱いで?」
r「っ、はい…ッ」
俺はすぐさまゾムの言う通りにした。このままゾムを怒らすより指示に従った方がまだマシ…いやずっとマシや。
俺は急いで自分の衣服を脱げば自分のアソコを隠すようにして体育座りをした。するとゾムはそんな俺の太股に手を伸ばして来る。
z「…ロボロって肌こんなやわこかったっけ。」
r「っ…、さ …さぁな……。」
z「…なぁロボロ、」
r「な…ッ何や…?」
俺がゾムにそう聞き返すと同時に俺は灰色の天井を向いた。押し倒された、それが正しいか…真上にはゾムの顔があり、またもや不敵な笑みを浮かべこちらの顔を覗きこむ様にして見詰める。そして俺が恐怖を感じる前にゾムは俺の額にキスを落とし、こう囁いた。
z「アソボうや、♡」
続く。
最近Rモノ出してないから、そろそろ書かないとと思いまして。
では、次の投稿でお会いしましょう。
コメント
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リクエストでsyprb行けますかッ、?! シチュは監&禁でッ!! もしリクエストを募集してあったらお願いします、!! 今回も神作ありがとうございましたァッ!!!!! zmrbLove( ˶ˆ꒳ˆ˵ )💕👫💕