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桃紫 さく🌸
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コアラと木の実
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#Snow Man
fura
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side.❤️
仕事帰り。
雑踏で埋まる交差点を越え、
俺はどこかに歩き出す。
目的地はない。
ただ、街の喧騒から逃れたいだけだった。
人と関わりたくなくなった。
❤️«…街の外れまで。»
[かしこまりました。]
タクシーに乗って、闇を駆け抜ける。
車窓から見える夜景は、
まるで生きた蛍のよう。
それはかなりスピードを出せるほど、
道路が空いていることを自然と示していた。
今の自分が気に入らない。
やりたいことをやろうとしない自分が、気に入らない。
昔みたいに夢をみない自分が嫌いだ。
[…着きましたよ、お兄さん。]
❤️«…。»
つまらないのは社会じゃない。
―自分だった。
[お兄さん?]
❤️«…あ、すみません。»
タクシーを後にする。
運転手さんによって導かれたそこは、大きな橋の下。
❤️«…なにもない。»
自分の足音だけが響く。
自然と落ち着く風の吹き込む音。
俺はその場所に惹き込まれていった。
誰にも邪魔されない。
独りでいられる。
俺が求めていた理想郷に近かった。
❤️«…夜の空気も悪くない。»
この時間は、いつもなら、明日の早起きのために寝ている時間。
この時俺は、不真面目さの利点を知った。
side.💚
夜風が冷たい日。
俺はジャケットを羽織って、
コンビニに寄っていた。
といっても深夜帯。
商品は全て、余り物で構成されている。
値引きシールが貼られている弁当を見て、
俺は目を伏せた。
街で擦れ違う、数々の人々。
女好きの経営するホスト。
男好きの経営するキャバクラ。
彼らは好きな物を仕事にしたんだな、
そう思えば、
不純なあの仕事でも羨ましかった。
💚{…俺も、好きな物で生きたかった。}
心の底から出た本音。
でもそれはいとも簡単に、
闇に呑まれていった。
人生の甘さも苦さも、分かっているつもりだった昔の自分。
それでも、
好きな物で生きたい、
そんな願いを秘めて日々生きている。
💚{…矛盾すぎるだろ、}
缶コーヒーを片手に、俺は闇夜に歩き出す。
今日は家に帰りたくなかった。
それだけだった。
side.💜
💜「あ゙ー、やっと終わった。」
さっき押し付けられた仕事を、
やっと終わらせる。
やっぱエナドリは欠かせないね。わら
目の下の隈を鏡でみる。
💜「あーあ。
せっかくな俺のイケメンな顔がぁ笑」
いつしか会社に泊まることなんて普通になってた。
いつになったら出世できるかな?
なぁんて、ね。
俺はどうせいつになっても平社員だよ。笑
💜「疲れたぁ。ちょっと気持ち悪いし。」
俺は外の空気を吸いに行った。
会社のテラスからは、夜景が見える。
💜「…綺麗。」
俺みたいに残業やってる奴がいるから、夜景ってあるんだな。
誰かがこうやって、綺麗とか思ってくれてるのかな。
そう思えば、少し胸が軽くなった気がした。
こうして、3人は徐々に
眠らない夜に呑まれていった。
コメント
7件
全員がマイナスの方向に向かってる…😔 これからの変化を待つ✨
3人の共通点が辛いの嫌やなぁ(◞‸◟)
全く違う苦難を抱える三人がこれからどうやって報われていくのか気になる! ちゃんとナイトスケープ聞きたくなった!❤️💚💜