第2話
【お初にお目にかかります。】
阿)お母さんこれで大丈夫かな、?
母)大丈夫だよ。かわいい。 (頭撫
阿)…ありがとう。
どうせこれも嘘だ。
俺の母は嘘しかつかない。
親なんて信じなくていい。
愛情なんて1つもない。
母)政略結婚だしもう家にもたまにしか顔出さねぇんだろ。
阿)まぁ、そうなるかな。
母)そっか。
母)元気でな。
阿)はい。お母さんもお元気で。
阿)ここが相手様のお屋敷…
阿)こんなでかいお屋敷初めて見た…
もしかして、亮平様でしょうか、?
阿)あ、はい。
初めまして。私目黒様のお世話係をしております。
宮)宮舘と申します。
阿)初めまして。阿部と申します。
宮)存じ上げておりますよ。
宮)目黒様がとうとうご結婚されるって聞いて。
宮)私嬉しくて。
阿)そうなんですね。
宮)どうぞ。目黒様のお部屋までご案内致します。
阿)ありがとうございます。
阿)…
凄く広いお屋敷だ…
急にこんなとこに住むのか俺…
体が追い付かないかもな…
宮)こちらのお部屋が目黒様のお部屋で御座います。
阿)あ、ありがとうございます。
宮)では私はお茶を入れて参ります。
阿)お気ずかいありがとうございます。
宮)いえいえ。では。 (去
阿)ふぅ…
ずずずずっ… (引戸 開
阿)… (土下座
阿)お初にお目にかかります。亮平と申します。
お前が阿部家の長男か。
ここでは俺の言う事に絶対従え。
出てけと言えば出ていけ。死ねと言ったら死ね。
異論反論は聞かん。
阿)はい。承知致しました。
こういう扱いには慣れている。
母はそうだからだ。
だが、この人からは優しいオーラが感じられる。
俺、この人なら….
信じられるかな。
NEXT⇒3話に続く。
コメント
9件
続き気になる(๑✪ω✪๑)
やっばいめっちゃくちゃ楽しみっ!
注意書き⚠️ 1部わた婚の丸パクリのセリフがございます。そのセリフに付いてはいいのが思いつかずそうなってしまいました。ご了承くださいm(_ _)m