番外編(?)です。
↓
rt視点
ある日の夕方。
俺たちは街の小さな公園に来ていた。
『これやる!!』
キ「これ?いいよー?」
子供はブランコで遊びたいと言っている。
可愛い、、、
『きゃー!!あははは!!』
キ「あははww楽しい?w」
『うん!!』
『もっとやってぇ!!』
子供特有の甲高い声が公園内に広がる。
楽しそうな声。
キヨくんも一緒に楽しんでいる。幸せそうだ。
俺はその子とキヨくんの声を聞きながらもうすぐ産まれてくるであろう我が子を撫でる。
撫でるだけで、幸せになった。
てこてこと小さい体が俺の方に来る。
『これ!!これやろ!』
滑り台の方を指さしている。
どうやら俺とやりたいようだ。
「ごめんなぁ、今お腹に赤ちゃんいるからキヨくんと遊んできてくれる?」
『えぇ、、、』
明らかに落胆の声を出す。
ごめん、あと1ヶ月ちょっとだから、、、
キ「おりゃ!w」
『わー!!!あはは!』
キヨくんが後ろから子供を持ち上げる。
子供は喜んで声を上げて喜んでいる。
キ「俺と遊ぼう?」
キ「何したいの?」
『あれ!』
キ「おー、滑り台か!」
キ「行こ!」
写真を撮ろうと思ってスマホを取ると、時刻は4時を指していた。
「やば、もう4時じゃん。」
「帰ってご飯作らなきゃ」
「おーい!!」
キ「ん?どうしたー?!」
「4時!4時だから帰るよー!!」
キ「4時だって。帰らないと!」
『えぇ、、、!もっとあそびたい!』
子供が駄々を捏ね始める。
もう少しで泣きそうだ。
キ「ん〜、、、じゃあ肩車で帰ろ?」
『うん!!』
キヨくんは子供を宥めるのが上手だ。
一気に表情がぱぁぁっとなって、キラキラした目でキヨくんの肩に乗っている。
可愛いなぁ、、、
その日の夜。
子供はご飯を食べた後すぐ寝てしまった。
公園でたくさん遊んで疲れたんだろう。
キヨくんが子供をソファーに運ぶ。
と同時に俺もソファーに座る。
「幸せそうな寝顔やな」
キ「そうだね」
パシャ
パシャ
キヨくんは子供の寝顔を連写してる。
そんなに撮らなくても良くない?
「撮りすぎw」
キ「えぇー、、、だって可愛いんだもんw」
「そうだけどさ、w」
キ「俺らも寝よ?」
キ「明日も実況あるんでしょ?」
「うん。」
キ「、、、お腹触らせて?」
「いいよ」
キ「わ、!動いてる!」
「んふw撫でられてるってわかってるんじゃない?」
キ「ね。姿はまだ見えないけどもう可愛いもん。」
キ「さすが俺らの子供って感じw」
「ね、w」
キヨくんも目を輝かせて俺のお腹を撫でている。
子供はキヨくんに似たんだなぁ、、、
キ「よし、寝ようか。」
「うん。」
キヨくんは子供を抱いて、俺らは一緒に寝室に向かった。
寝室
「よいしょ、、、」
キ「大丈夫?」
「うん、やっぱりお腹大きいと動きにくいねw」
キ「2人目だけどやっぱり慣れないよね、、、」
「うん、寝返りもうてないし。」
キ「まあ困ったら言ってね、いつでも。」
「うん、ありがとう」
キ「おやすみ。」
「おやすみー」
改めて俺らは幸せ者だなと思った。
2人目も難なく産まれてくるといいなと思いながら眠りについた。
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これは投稿しようか迷いに迷いました。
最終話書き終わってからずっとこれ考えてた。
文章おかしいかも知んないけどそこはごめんなさいm(_ _)m
コメント
3件
あー幸せ お前らが幸せなら私も一生幸せだよ
圧倒的幸せ空間で窒息死するところでした。代償に体が透けるようになりました。
尊すぎてずっとニヤニヤしてました 素敵な作品をありがとう...🫶🏻