テラーノベル
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〜attention〜
政治的意図・戦争賛美一切無
デンマーク×日本
地雷さんは⇦
駄文・駄作・誤字脱字有
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雨が降って、スマホの画面がぼやける。
また、上司に怒られた。
僕はどうやら使えないやつらしい。
スマホの画面に映るのは、僕の大好きな恋人の写真。
見るたびに元気をもらえるような、絵に描いたように綺麗な笑顔。
僕の、大好きで大好きでたまらない。
僕だけの笑顔。
強い雨のようで、もう服がびしゃびしゃだ。
早く帰りたい。
そういえば、今日誕生日だっけ…。
誰も祝ってくれなかったなぁ…。
皆んな、僕なんかいなくたっていいんじゃないか。
…日本とも最近話せてないし。
愛想尽かされちゃったかな…。
はぁ。
考えれば考えるだけ憂鬱になる。
久しぶりに会いたいな。
仕事で忙しいのはわかってるけど、それでもやっぱり会いたい。
僕は会社が嫌いだ。
上司も、同僚も。
誰も、僕を認めてくれない。
認めてられようとは思わないけど、それでもやっぱ居心地は悪い。
どこにいてもそうだ。
僕は人付き合いが苦手で、あまり人と仲良くなれない。
仲がいいといっても北欧諸国の奴らくらいだ。
でも、日本は僕にとって唯一の居場所と言えるほど、日本と一緒にいるのは居心地がよかった。
太陽のような笑顔も。
綺麗で透き通った声も。
宝石のように輝く青と赤の瞳も。
全部、全部。
愛おしい。
会いたい。早く、会いたい。
会って、抱きしめて。好きだよって。愛してるって言いたい。
「ぁ、デンマークさん…」
…僕はついに幻聴が聞こえるようになったのか?
後ろから、愛おしい声が聞こえた気がする。
きっと、気のせいだろう。
「…さん、デンマークさん?」
「ぁ…え?日本?」
いや違う。現実じゃない。日本がいるわけない。第一、日本と僕の部署はだいぶ離れていて、いつも働いている会社も違う。
「…何ぶつぶつ言っているのですか。」
「日本?日本?ほんとに日本?」
「どうしたのですか…。本物も何も私はこの世に1人ですよ?日本国です。」
「ぁあ…日本、日本だ…。」
嬉しくて、抱きついてしまった。
いい匂いがする。日本の匂いだ。ここにいる。本物の日本。僕の、大好きな。愛しい、日本。
「んぅ…ちょっと…苦しいですって…」
「日本、好き。大好き。愛してる。」
「ちょ…急にどうしたんですか…というか、こんなびしゃびしゃでは風邪をひきますよ?」
そう言って、日本は自分が刺してる傘をこっちに持ってきた。
肩が触れるくらいの距離だ。
と思ったら、日本の肩が少し傘から出ている。
「ぁ…にほん、肩…濡れてる…」
「全身びしょびしょの方に言われたくないですね…。」
「違う…日本が濡れちゃう…だめ…濡れる…」
これでは日本が濡れてしまう。
それはダメだ。
「大丈夫ですよ。それより、デンマークさん今日誕生日だったでしょ?」
「あぇ……うん…そうだよ……」
「ふふふ、デンマークさん、おめでとうございます。」
「…ぇ、まさかそれを言うために来てくれたの?」
「そうですね。…最近、会えていなかったので。」
「やっぱ日本好き。愛してる。」
「私もですよ。ほら、ちゃんと傘に入ってください。」
そういって日本はもう一度傘を僕の方に向けた。
そして、一番好きな笑顔を見せた。
「デンマークさん、お誕生日おめでとうございます。今はこれくらいしかもっていなくて…」
日本の手に握られていたのは二つの飴玉。
「あぇ…いいの?」
「はい、こんなものしかないですが…」
「ありがとう…。」
「さ、風邪引く前に帰りましょう?」
「ぅん…。」
やっぱり、日本は僕の居場所だ。
何をしていても、日本がいるというだけで居心地がいい。
たとえどれだけ仕事で使えない僕でも、日本の横には居たいから。
一つの傘に、2人きりで。
2人だけの、この時間が。
いつまでも、永遠に。
そして、この幸せな日を、来年も日本と共に。
〜終〜
ゆっちゃん
#日本総受け
コメント
3件
デンマーク×日本…初めて見ました…!しかも今日はデンマークの誕生日でしたか…(初耳 やっぱり北欧×日本は全て美味しいって、本当なんですね…!!!身をもって実感しました…
うわぁ…デンマークさんの“使えない自分”って思いと、それでも日本だけは別で、会いたくて仕方ない感じがすごく伝わってきた…。雨の中、びしょ濡れで立ち尽くす姿が目に浮かんで切なかったのに、日本が突然現れて「おめでとう」って言ってくれるところ、めちゃくちゃ胸熱だったよ…。飴玉のプレゼントも、派手じゃないけど2人らしくて愛おしいなって思った。最後の「来年も日本と共に」って願い、叶うといいね…。読んでてこっちまで温かくなったよ、ありがとう🌙