テラーノベル
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おまけに淫芽をクリュクリュと捏ねられて――。
「っんあぁああぁっ!」
私は身を守るように背中を丸め、ガクガクと震えて絶頂する。
(……あ、駄目だ、これ……。後ろからされて達くの、なんか……)
自分の吐いた息の熱に包まれ、私はハフハフと呼吸を繰り返し、膣孔で涼さんの肉棒を締め付ける。
「恵ちゃん、お尻を下げると抜けちゃうよ」
ボーッとしている中、涼さんがそう言うとグイッと私のお尻を持ち、ズムンッと深い場所まで挿入した。
「んあぁあうっ!」
目の前にチカチカと火花を散らせた私は、口端からタラリと涎を垂らしてまた絶頂する。
あまりにも連続して「気持ちいい」が襲ってきて、私はバンバンと掌でマットレスを叩いた。
「ちょ……っ、待って! 待って! もう駄目……っ」
「痛い? やめたほうがいい?」
息を荒げた涼さんに尋ねられ、私は歯を食いしばる。
――ずるい!
涼さんは〝分かっていて〟尋ねている。
こんな気持ちいい事、やめられる訳がないって分かっていて、「痛いならやめるよ?」って聞いている。
私が「痛い」って言う訳ないって分かっているくせに。
自分のテクニックに自信があるから、私を痛くさせない自信があるくせに。
――ムカつく!
私はボロボロと涙を零し、這いずって前に進むと涼さんから逃げる。
「……ん?」
振り向くと、彼は目を見開いて私を見ていて、その表情が一瞬にして「失敗したか?」という後悔に彩られる。
「……腹立つ」
私は涙目で涼さんを睨み、まだ快楽でピクピクしているお腹を押さえ、胸元を隠して呟く。
「恵ちゃん? ……ごめん、俺……」
色気と魅力の権化は、うっとりするような完璧な肉体に薄く汗を掻き、その下腹部にゴムに包まれた屹立を勃たせたまま、困惑した表情をしている。
彼にそんな顔をさせているのが、自分の一言、行動一つなのだと思うと、この上ない全能感を覚えてしまう。
「~~~~っ、バカ! 嫌い!」
昂ぶった私は、感情的になって怒鳴り、両手で顔を覆って溢れる涙を拭う。
「……ごめん。恵ちゃん。謝るよ。……本当にごめん。……どうして怒ってるか教えてくれる?」
涼さんはそっと私に近づき、優しく肩に触れてくる。
抵抗されないと分かったあと、彼は私をギュッと抱き締め、手首を縛っていたネクタイを解いた。
「……っく、……うぅっ、……うー……」
私はポロポロと涙を流し、彼の腕の中でしゃくり上げる。
「痛かった?」
尋ねられ、私は首を横に振る。
「……っ、意地悪……っ、やだっ。……私が気持ち良くなってるの、分かってるくせに、……意地悪するの、やだっ」
涼さんは痛みを与えたのが理由ではないと知って安堵の息を漏らし、私の頭を撫でて額にキスをしてきた。
「ごめんね、意地悪だったね。……気持ち良くなってる途中で、意地悪な事を言われて、恥ずかしくなった?」
尋ねられ、私はグスグスと泣きながらコクンと頷く。
「~~~~っ、どんどん、気持ちいい事を知ってしまって……っ、怖い……っ」
私の泣き声を聞き、涼さんは大きく息を吸って真上を向いた。
そして、ギュウッとさらに強く抱き締めてくる。
「……っ、私……っ、まだレベル一なのに、涼さんはレベル十ぐらいで、私、一杯一杯なのに、フェイントかけたり、からかったり……っ、~~~~っ、私、気持ちいいので全部なのにっ! 他の事考える余裕ないのにっ!」
私は「うーっ!」とうなり、拳でドンドンと涼さんの胸板を叩く。
「……それで、恥ずかしさと照れくささがMAXになって、怒っちゃった?」
纏められ、私はコクンと頷く。
「……っ、まだっ、私のレベルに合わせてほしい……っ。恥ずかしい事言われたら、頭の中真っ白になって、……っ、ただでさえ気持ち良くて逃げ出したくなるのに……っ、どうしたらいいか分からなくなる……っ」
こんな自分が嫌で堪らない。
せっかくムードを作ってくれてエッチできていたのに、初心者の自分には受け止められない言葉責めをされて、羞恥が限界を超えてしまった。
(きっと、今まで涼さんが付き合った女性は、こんな事でやめたりしないのに……っ)
あまりに自分が未熟で、途中でやめてしまった事への申し訳なさもあり、涙が止まらない。
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