私は失敗作。皆とも仲良くなれないし、皆のノリが出来ないし、騒げないし、、。友達はかなり少ない。そんな友達は最近は陽キャと絡みはじめて私とはあまり話さなくなった。裏切られたとかそういうことじゃない。本人の自由でしかない。
そんなわけで孤独感と暇と劣等感に苦しめられていた。でもある日、金髪でオッドアイのまあまあ目立つ優しい人に助けられた。その人はこんな私と話してくれるし、何より優しい。ノリはちゃんとあるが、嫌気がしない。私にとっては神みたいな存在だった。だから離したくなかったし、離されたくなかった。
必死に上へ行こうとした私をなんとなくでも察したのか、その人はさりげなく上へあがるようにサポートしてくれていた。
なぜここまでしてくれるのか気になった。今までこんなに親切にしてもらったことはかなり少ないというのに。どうやら彼女も元陰キャで私みたいに苦しんでいたらしい。
その話で納得した。と、同時に強い劣等感を体が駆け巡った。どうしてこんなに上へ這い上がっているのか、なぜ私には出来ないのか。勇気を出して苦しい過去を打ち明けてくれたのに失礼だとは思っている。でもそう感じてしまった。大切な人だからこそ、傷付けたくなくて、私は大丈夫なフリして普通に今日も重い身体を引きずりながら学校へ通う。
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【前回の答え】クレア 被害妄想で苦しむクレアは若干メンヘラ体質。ずっと○にたいとか○えたいとか考えている。自分のメンヘラさに引いたり罪悪感を覚えつつも助けを求めているらしい。