ピンポーン
ある日 、郵便しか来ない私の家にお客さんが来た
仕方なくドアを開けてあげたの
ずーっとドアの前にいて名前呼ばれると恥ずかしいからね
🐺「ひ 、久しぶり」
○「なんで私の居場所わかったの」
🐺「□□だっけ ?? 」
○「あぁー 、」
○「ここは私の元地元だよ」
○「ここにおるだけで落ち着くし」
○「それに 、私がいたらじょんう困るじゃん」
🐺「え何が」
○「ほら 、あのとき … かばってくれたから 、」
🐺「僕は〇〇のたならみんなから悪口言われても」
🐺「〇〇の味方」
こうやって心配してくれて
味方と言ってくれる人は初めだ 。
しかも 、私の両親より先に私を探しに来てくれた 。
🐺「もう学校には戻らないの ? 」
○「今のとこそう考えてる」
○「別に行ったって悪口言われるだけでしょ」
○「そっちのほうが嫌だよ」
🐺「でも 、ひょんが会いたがってたよ」
○「じぇひょく先輩も !? 」
🐺「うんなんでそんなに驚いてるの 、! 」
🐺「僕のとき驚いてもなかったし」
○「いや 、先輩までそう思ってくれるって嬉しいじゃん」
○「じょんうもだけど」
それからずっとじょんうが私の話し相手になってくれた
いろいろと共感してくれるし
でも 、じょんうにも事情あるし家に帰らないとだから
そろそろお別れの時間だね 。
○「私から言うのもとても変だけど」
○「心の底で『もう帰っちゃうの ? 』って思った」
○「だけどっ 、今日は帰らなきゃだね 。」
🐺「〇〇がそんなこと言うなんて … !! 」
○「だから言ったじゃん私から言うの変だもん」
🐺「あ 、電話とか繋いでるからいつでも電話して」
🐺「またすぐ来るから !! 」
○「うんっまたね」
ほんとはもっとそばにいてほしかった 。
私は結構寂しがりやなの
親からも可愛がられず保育園でもそうだ
数日後
ピコ ン ッ
🐺|〇〇ー
🐺|家行っていい ??
🐺|てか 、行くよ 。
ブー ッ ブー ッ
🐺|電話も無視ですかー
🐺|もうほんとに行くからね
僕が〇〇の家についたとき 、鍵が開いていた
でも中には誰もいない
前はすごく部屋がきれいだったのに
荒らされておるのかガラスも割れていて
嫌な予感しかしなかった 。
また〇〇に何かあったのかもしれない
天気予報は大雨だ今すぐ探しに行かないと
あれから何時間立っても見つからない
雨はすごく降っていて雲は暗い …
一体どこにいるのか …
その時 、細い道にワンピースを着て靴も履かず裸足の
美しい女の人が泣いていた
誰も通らない一本の道に鳴き声と雨の音しか聞こえない 。
🐺「大丈夫 … 、」
そこには 、顔にはあざ 、そして血がついていて
足も傷だらけの〇〇がいた 。
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えやば