TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

小学4年生の初めに中国に引っ越した。


引っ越した数週間母親は機嫌がよく、私はテレビを見たり普通にご飯を食べたり、部屋の外から出られるようになっていてまるで天国だった、兄弟と普通にテレビを見れるということが本当に嬉しかった。

でもそんな楽しい日々が終わったのはある日母が私に大量のミートボールパスタを出した、私は頑張って食べていたが、母は私に「食べるの遅いよ」と言ってきた。その途端私の体に恐怖が走った、私は狂ったようにパスタを口に自分で突っ込んでできるだけ早く食べようとしていた。パスタを食べ終わると私の服はミートボールでぐちゃぐちゃになっており母はそれを見て「汚い」とだけ鋭く睨んできた。 私はテレビをまた見る前に自分の部屋(2階)に行って着替える事にした。だが階段を上る私を見て母は「どこに行くの」と睨んで鋭い声で問い詰めてきた、私は「着替えるんだよ」と一言言って自分の部屋に駆け込んだ。でもその日から私は部屋を出て普通にテレビを見るのが怖くなった。部屋の外からでたらまた何かされる。またなにか言われる。と思うとゆういつ部屋で安全なのが自分の部屋としか思えなくなったのだ。


学校ではとても楽しく過ごしていた、友達と遊んだり勉強したり私は結構元気なのでムードメーカーだったから友達も沢山居た。

でも家に帰ると部屋にいなきゃいけない日々の繰り返し、まだそれだけなら本当に良かったと心から思う。

でもある日母は私のお弁当の量をありえないくらいに増やし始めた、普通のお弁当箱にぎゅうぎゅうに詰めたやつを2箱だ。今でも最初の大量お弁当の材料を覚えているが、1箱にご飯を大盛りにその上にうなぎが詰まっており、もう1箱におかずや卵などが沢山入っていた、私は弟のも間違えて入れちゃったのかなと思い食べずに帰ってきた、そして母に「なんかお弁当が2個入ってた、〇○と間違えちゃったのかなって思って食べまなかった」すると母は「間違えてないわよ、なんで食べなかったの、今食べなさい」と言った。私はまたこの日々の始まりかと思いそのお弁当を頑張って食べた。

でもテレビ一切なしの日々ではなかった何故かと言うと私の住んでいたマンションの外に、ラウンジ?というものがありそこで本を読んだり勉強したりビデオゲームができるような小さな家?がありそこで私もテレビを見るようになった。学校がない日は朝早くからよる九時くらいまでずっといるようになっていた。

ある日学校に行ってお昼になった時いつものようにお弁当は大量だった、私は残してしまった、家で食べればいいかなと思い、母が私の残したお弁当を見ると、悪魔のような目でわたしに言った「残したから今日は夜ご飯2倍ね」と、そしてその日の夜ご飯はえげつない量になっており、それを食べるまでは寝られないという悪夢のような生活が始まったのだ。

続く、

この作品はいかがでしたか?

25

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚