/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
向井は他人と距離感が近い。
仲間になって人見知りの期間を終えてからの向井の自分へのスキンシップは目を見張るものがあった。
正直慣れないし、恥ずかしい。
ところ構わずベタベタベタベタ。
膝の上に乗るのは当たり前。
後ろから抱きついてくるのも当たり前。
いつの間にか渡辺自身も感覚がバグってしまったと思う。
人と人が、ましてや男同士でこんなに距離感が近くなることがあるのか。
今、目の前で向井が目黒に抱きついている。
イラッとした自分に渡辺自身が一番驚いている。
もうそちらを見ないようにした。
すると何かを感じたのか、向井が今度は渡辺のところへ寄ってきた。
🧡しょっぴー
💙ん？
🧡お待たせ
💙は？待ってねえし
🧡怒らんといて？
💙は？うざいこいつ
渡辺は立ち上がって、どこかへ行ってしまう。
向井は寂しくなって、目黒のところへ戻った。
🖤こらこら。しょっぴー怒っちゃったじゃん
🧡え！あれほんまに怒っとる？
🖤俺かしょっぴーかどっちかにしなさい
🧡そんなん決まってるやん…しょっぴーや…
🖤だったら俺に構ってる場合？
🧡でも意識し始めてから今までみたいにいかへんねんもん…
🖤康二は繊細だからな
渡辺とどうにかなれるかも？と思い始めてから、空回りが続いている向井。渡辺の方でもなんとなく消化不良のような気持ちが湧いて来ていることに、向井は気づいていない。
向井が渡辺の方をちらっと見ると、宮舘と仲良く話している。
へなへなと目黒の膝に倒れ込んだ。
🧡あかん。舘さんにはかなわん
🖤弱気になるな
🧡俺思うねん
🖤なに？
🧡舘さん、絶対しょっぴーのこと好きや
🖤それは、まあ。幼なじみだし？
向井はガバっと起き上がる。
🧡ちゃう！！俺と同じ意味でや！！
目黒は少し驚いたが、渡辺と話してる時特有の宮舘の柔らかい雰囲気を思い出した。
🖤だとしたら結構強敵かも
🧡せやねん、助けてやあ～、めめ
向井は情けない顔をして今度は抱き着いてきた。
その時。
目黒と渡辺の目が合う。
驚いて目を逸らす渡辺。
目黒は、思った。
いや、そうでもないぞ康二。
俺の勘が正しければ、康二はしょっぴーに脈ありかもしれない。
コメント
16件
康二としょっぴーのペア特別好きって訳ではないけどなんか読んでたらめちゃキュンキュンする笑笑 可愛いこの2人！
なべとの恋で思い悩んでるこーじがめめに相談して、その様子を見てツンデレななべが隠れて嫉妬してるのにまた悩んじゃう康二..この見てるこっちは分かるのにーって言う空気感好きです💓
しょっぴーも舘様に相談してるんじゃない？康二みたいに🫣🫣
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ