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Hi,ボイスフレンズ!

1 - 第1話 Hi, ボイスフレンズ。TVの電源を点けて

♥

18

2024年04月26日

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「Hi, ボイスフレンズ。TVの電源を点けて」


【Yes】


するとTVの電源がパッと点き、ニュース番組が流れた。


「すごいじゃないか、このロボット」


「最近のロボットって、本当に色んなことができるのね。母さん楽できそう」


両親は嬉しそうに言った。


「そうでしょ、そうでしょ! 買ってきてよかったでしょ」


私は自慢げに答える。


「響子が『はじめてのお給料は家族全員で喜ぶ物にします!』って宣言したのに、最初ロボットを買ってきたから私びっくりしちゃったわ」


「父さんは気に入ったぞ、新しい家族みたいな感じでいいじゃないか」


両親の反応に私は内心でガッツポーズを取った。


母は私の様子を微笑ましそうに見ている。


少し恥ずかしく思いながら、私は説明書を手に取り読み始めた。


===================


ボイスフレンズ


それはあなたをサポートする新たな友人。


あなたが出したアプリからの指示で、家の中の作業をサポートします。


冷蔵庫になにが入っているの?


献立を考えて!


部屋の温度を下げて!


ヒーリング音楽を流して!


明日の天気を教えて!


TVの電源を点けて!


ボイスフレンズと連携している家電は”なんでも”対応いたします。


それでは、ボイスフレンズとの生活をお楽しみください!


===================


「説明書もセンスがあって素敵ね、えっとこのイヤホンみたいなのを耳につければいいの?」


机の上に置いてある箱から、物珍しげにイヤーカフのようなデバイスを手に取って眺める母。


「そう、耳に装着したデバイスから自分の声を拾って操作してくれるの。便利でしょ」


「なんだか、大金持ちになった気分だな」


はははと機嫌よく笑う父。


「お父さん、それはいいすぎ」


近年、世界中のスマートホーム家電やサポートロボットのシェアNo.1を誇る


Smart Voice Technology, Inc、略してSVT社。


私達の生活を激変させ、豊かな暮らしをもたらしてくれたデバイスを作った会社。


そう言えば、いつの間にかボイスフレンズが身の回りに溶け込んでいた。


いつから、ボイスフレンズってあったんだっけ?


まあ、いいか。私達の生活はボイスフレンズのおかげで快適になったもんね!

Hi,ボイスフレンズ!

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コメント

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ボイスフレンズが有れば、友達要らない人が出るかも!

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