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あなたは神様を信じますか?
信じるも信じないも自由、そんな自由の中で私が妄想したこんな神様だったらという小説です。
悪魔
悪魔の1日は凄くつまらないものだった。もともと悪魔が出来たのはなぜか知っているか?
悪魔にサタンという悪魔の王のようなものがいるのは知っているだろう。そのサタンの話からしよう。サタンも昔は白い翼に白く透き通った肌で白い服を来ていた。想像できたか?正解は天使、だ。サタンは天使から悪魔の王へと変わってしまった。それは自らではない、ある日突然落とされたのだ。天使は敵がいない、だから減ることを知らないのだ。それを見兼ねた神様が一人に角を生やし、翼を6本あるなかで4本をもぎとり、残った翼をコウモリのような形、色に変え、落としたのだ。それがサタンだった。
サタンも最初は神を憎んでいた だが神がなぜ自分をサタンという悪魔の王に変えたのか知った途端憎んでいた心はスッキリと晴れたのだ。
そのサタンもサタンになったばかりの頃は暇で暇で仕方がなかった。悪魔はサタン以外にもいる。それは元々天使だったもの達だ。サタンを可哀想に思い、ついてきたのだ。そんな仲間もそう多くはない。
時折、天使の中から何人か選んで悪魔にしていても悪魔は減るばかりだ。悪魔は天使とは全くの別物だ。天使は食事を取らなくても生きていける、増えていける。だが悪魔は違う。悪魔は何を食べるか最初はわからなかった。まず食事というものをとったことがない。なんせ元は天使だったから。そしてサタンが生まれて間もない頃に生まれたのが人間。
神
サタンを創り、人間を創り、地球を創り、植物、動物、太陽、月と様々なものを創り出した創造の天才であり、神。そんな神はなにを考えているのだろうか。