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帰り道を、里妬と同じ学校の制服で歩く少女の名前は三森しのぶ(ミモリシノブ)、15歳の彼女は現在悩みが有るらしい。しのぶは家に到着し、玄関で履いてるスニーカーを脱ぐ、靴を脱ぎ終えた後に母の声が聞こえる。
「おかえり〜しのぶ〜」
その声が聞こえるとしのぶは不安そうな顔で廊下の方を見る。
「つくも〜?しのぶ帰ってきたわよ〜」
その声が聞こえるとタッタッと裸足で走ってくる音が聞こえる、しのぶはその足音の聞こえる方向に振り返ると同時に目を丸める。
「しのぶ〜おかえりぃ〜」
灰色の髪で髪に星の髪飾りが散らばっている少女のような子、名前はつくもらしい。つくもはしのぶに駆け寄りワクワクしてるような動きをしてる。
「しのぶ、おやつ、おかーさんおやつ用意してくれてるよ食べよ」
「…そうだね」
しのぶはつくもを怪しげな目で見つめ、リビングに行く、リビングに着くと椅子を引いて着席し、母が用意してくれていたケーキを食べる為にフォークを握る。しのぶは恐る恐るつくもに視線を向ける、つくもはケーキを食べるのに苦戦しているようで口の周りにクリームやスポンジがくっついている。しのぶはつくもを監視しつつケーキを食べる、するとつくもはその視線に気づいたようでしのぶを見つめるとしのぶはビクッと飛び跳ねる。
「しのぶ、どうしたの?」
「な…何でもないよ…」
しのぶは分かっているのだ。目の前に居る「つくも」と名乗る者は確実に人間では無いことを、何故なら確実にこの家に姉妹なんて居たかったからである。つまりはつくもは突然現れた謎の生物なのだ、警戒するのも仕方がない、何よりしのぶが心配していたことは「家族が危険な目に遭わないか」ただそれだけである。だからしのぶの取る行動は一つ。
「…ねぇ?この後私の部屋来てくれる?」
「?了解」
キィっと音を立ててしのぶの部屋に入ってきたつくも。随分油断している様だ
「しのぶどうしたの?呼び出して、寝れないの?」
しのぶは恐る恐るつくもに問う
「あのさ……貴方、何者…?」
つくもはしのぶを見つめたままピタッと硬直する。するとつくもは首をかしげた後に俯いた。
「可笑しいなぁ、カミサマは確かに記憶替えたって言ってたけどぉ…一人だけ忘れたかなクソ」
しのぶはそれから目を離さず机の方に向う、つくもはそれに気づかず、考え続けている。
「話でいいのかな、でもね、貴方人間だし言ったら駄目かも?でも怪しまれちゃうしね…でも隠し事はよくないよね、しのぶ、耳の穴カッポジッてよく聞いて欲しい…実は私…!」
つくもはしのぶの方を見ると、しのぶは手にカッターを持っていた。つくもは目をギョッとさせる、それと同時にしのぶはカッターの刃を出しつくもを睨むとその刃をつくもに突きつける、その手は小刻みに震えている。
「母さんと父さんを戻して、そんで帰って…じゃないと此処で刺すよ…!」
「…しのぶ聞いて」
つくもは説明しようとしてしのぶを落ち着かせようとして近づく。しのぶはつくもにカッターを近づける。
「こっち来ないで!」
「…」
つくもは怯える様子は無く、寧ろどんどん近づいてくる。するとしのぶの視界にはつくもの袖からチラッとブレスレットのような物が見えた。そしてしのぶの視界にはつくの手が写ると同時に、カッターの刃の破片が床に落ちていた。しのぶは驚いて手元のカッターを見ると、つくもの手は大きく、機械的なものになっていて、しのぶは思わずカッターから手を離した。
「ぁ…ぇっ?」
「話聞いてよ、しのぶ耳ある?」
しのぶはつくもを見る、つくもの頭の上には天使の輪があった。しのぶは思考が追い付かず混乱して机の上にあった物を手当たり次第に投げる。
「こっ、こっち来るな!化け物!鬼っ!!悪魔ぁ゙っ!」
つくもは何を言ってるのか分からなかったが、悪魔と言う言葉には少し引っかかった、とりあえずしのぶの身動きを封じるためにその大きくてゴツゴツした機械的な手でしのぶを抱き上げる。しのぶは怖気付いて暴れようとする。
「私は悪魔じゃ無いし、化け物じゃ無い」
しのぶは涙目になりながら手に握ってる鉛筆を投げようとする。
「天使だし、私」
しのぶはその言葉を聞いて、冷静に考える。頭にある光輪、背中にチラリと見える真っ白くて綺麗な羽、そして現に、割れ物を扱うかのように優しく抱き上げるその自分の扱い方…
しのぶは混乱と驚きのあまり手元に握っていた鉛筆を握り潰した。
しのぶとつくもと名乗る天使は改めて正面で話し合うことになった。
「つまり貴方は天界から来た天使で、堕天使ルシファーが「願いが叶う貯金箱」ってのを作ったから、それを悪用される前に壊すのが目的って事…?」
「コエデカッ…」
つくもはしのぶに、書類を見せて事実感を出した。資料には天使No.47889「クラウィー」天気管理天使、種:雲 「世界No.5」人間界に潜入作業証明書類、人間名「つくも」、人間No.8025465221「三森しのぶ」と同居して仕事を遂行する事を命ずる。と、異国語で書いてあった。
「な…なんて書いてあるの…?」
「わかんないの?」
「ローマ字もろくに読めないし…」
しのぶはスマホを出して、某検索カメラアプリで本略検索してみた。
「えぇと…?天使…?くらうぃ…?……つまり仕事中で仕事の為に私の親の記憶を弄り、私の家で暮らしつつ任務完了せよ…みたいなこと?」
「ダカラコエデケェヨ…じゃぁとりあえずクラウィー?…って呼べばいい…?」
「うん」
しのぶは手元にある紙を見る、どうやら落書きが書いてある様だ。しのぶはやれやれとした顔でため息を安堵のつく。するとつくもは落書きが書いてある紙を指差した。
「んで、コレがその例のルシファー」
「…ん?コレ落書きじゃないの?」
「ううん、ルシファー」
その絵は正直グチャグチャで、何が書いてあるかパッと見わからない。簡単に言うとド下手くそ、どうやらクラウィーでは無く、あのカミが描いたようだ。
「でもまずは、ルシファーが何処に居るか探さないと…」
しのぶは絵をしばらく見ていた、そして気付いた。目らしきところは真っ黒な中に赤がある、そして白い角らしきところと黒い三つ編み、極めつけはその服。本当によく見たら袖が結ばれたような服…本当にさっきまで目の前に居たのだ。入学式に居た教頭のズラを外しステージ外にズラを放り投げて入学式に笑いの渦を出現させた張本人であり…入学式中、得体のしれない気持ち悪い気配を漂わせていた本人である。
「居た…」
「?」
しのぶは気付いた瞬間冷や汗を流した。
「私の学校…同じ一年生に、ルシファーと異様に距離の違い女の子…居た…確か名前…」
しのぶは眉間にしわを寄せる